先日あるお母さまが
「うちの子、全然できないのに、根拠のない自信だけはあるんです。」
と、お話ししてくれました。
実はこれ、よく聞くんです。
その度に私は
「それはとてもいいことですよ。」
とお伝えしています。
例えば
テストで1番だったから褒められた。
走るのが1番早くて褒められた。
このような「結果や成果」は
子供にとって大きな「自信」になります。
では、結果が出せない子は「自信」を持つことができないのでしょうか。
いいえ、そうではありません。
親は「結果や成果」が出せなかった子にも、
褒めるべき「姿勢や勇気、努力」を見つけられるはずです。
それを見逃さずに子供に伝えられる親こそ、
子供に自信をもたせてぐんぐん伸びる子を育てる親です。
「何だかできるような気がする!」
「やってみよう!」
と思える力=「根拠のない自信」を持つことが
「結果や成果」に近づく大きな一歩です。
そしてこの「根拠のない自信」を持っている子は、「結果や成果」がなかなかでなくても、
親から頑張りや努力の過程を認められてきた子供です。
だから「根拠」がなくても、自分を信じて挑戦できるのです。
大事な試合や試験に臨む時、
よく「自分を信じて頑張れ!」と声をかけますよね。
それは頑張った過程を、自他共に認めているから。
親が子供のすべてを認めることが、
子供自身の自分を信じる力になっていくのです。
「根拠のない自信」は、悪いことではありません。
親が子供を認め、子供もそれを感じている証しです!
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