「うちの子はすごく人を選んでいるんです」
「あの先生のお話しか聞いてくれなくて……」
というご相談を受けることが最近多くなりました。
学年が上がって少し経ち、
お子さまの強みと弱みが見えてきたということですね。
新しい環境に戸惑い、その中で安心できる人を見つけたらその人についていきたくなるのは当然。
むしろ、最初から先生やお友達が誰であっても全力で挑めるお子さまは少ないはずです。
しかし、試験本番では初対面のテスターの指示に従って動かなければいけません。
「人見知りがある」と申告して見逃してもらえるわけでもありません。
まずはいろいろな環境で大人も子供も年齢問わずに、接する機会を意識的に増やしましょう。
まだ生まれてから数年間しか経っていないお子さまにとって、ほとんどの場所、人が新鮮なはず。
その新鮮さに慣れる、ということが大切です。
初めてのものに対して恐れずに挑めることは、
小学校受験において求められる大きなポテンシャルにつながります。
家庭は安心できる帰る場所、
そして新たな場所へ送り出すスタート地点にできるよう、親子で一歩ずつ外へ踏み出していきましょう。
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