年中のKP(慶應プレ)クラスでは、様々な道具を使って工作を行っていきます。
・のり
・セロハンテープ
・はさみ
年長にあがると、自分自身を表現するための紹介ツールとして、作品を作る場面が多くあります。
《作品=自分の紹介》になるため、
時間内に手際よく完成度の高い作品を仕上げることがまさに自分自身を伝える表現につながります。
年中の時期からそれぞれの道具の適切な使い方を習得することで、つまずくポイントを克服しておきましょう。
例えば、セロハンテープ。
多くの場合、躓くポイントが3つあります。
①テープを切る時にうまくいかない
②貼る時にうまくいかない(テープに皺がよっている等)
③テープの枚数が多いとうまくいかない(テープを切って準備することに時間をかけすぎている)
まずは、お子さんがどのポイントで躓いているのかを見極めた上で、解決していきましょう。
【ケース①の解決法】
うまくテープが切れない原因は、テープを切る歯から遠いところを持って切ろうとしているから。
歯に近い部分を持ち、手首をひねるようにしてテープを切るようにしてみましょう。
【ケース②の解決法】
テープの持ち方や貼る時にどこに皺が寄る原因があるのかを見極めて、練習をしていきましょう。
【ケース③の解決法】
多くの子供はテープやシールが好きなので、楽しくなっていつまでも切ってしまう傾向があります。
作品ごとに「この作品にはテープが○枚必要だったね」と振り返りをするようにしましょう。
必要枚数を意識させることで、作品を作る前に必要な枚数の見通しを立てられる習慣をつくっていきましょう。
また、セロハンテープはミニサイズだけではなく、卓上タイプも扱えるように練習しておくのもお勧めです。
本番考査では、限られた時間の中で効率よく作品を仕上げていくことはもちろん、取り組む姿勢や段取りの良さも評価の対象となります。
どこで子供が躓いているのかを親が把握し、親子で克服するための学習に取り組みましょう。
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