手力から小牧に向かった私。

目標は・・・



このお城。

そう、小牧長久手の戦いでお馴染みの”小牧城”です。

信長が稲葉山城を攻める為に建てたお城で、後に徳川家康が豊臣秀吉と戦う際に拠点として使用したお城でもあります。戦国末期を彩った3人の英傑が関連するお城なんですね。



今ある天守はもちろん再建されたモノで、お城は昭和になってから尾張徳川の末裔、徳川義親さんによって国に寄付され、今の天守は平松さんという方が歴史資料館として建て直して小牧市に寄進されたものだそうです。


ところで・・・写真で見ておわかり頂けるようにこのお城は山城。

山自体がお城の跡地なんですね。

山の高さは85.9m。


麓の虎口に到着すると・・・そこもまた一面の雪。

朝日を浴びて雪から湯気が立ち上っています。



大手口に回り込んで天守を目指して登ったのですが・・・



写真では分かりづらいかもしれませんが、けっこう急な坂道です。

朝日を浴びて木の上からは雪解け水が絶えず降り注ぎ、時折溶けかかった雪の高まりがバサッて落ちてきます。道自体も雪解け水でビシャビシャ、あるいは溶け残った雪で足を取られまくり。木々が覆っていて日が当たっていない場所では凍っています。

滑らないように、足を取られないようにソ~~~ッと登ります。

たぶん普段なら10分ぐらいで登れると思われる85mの小さな山でしたが、30分近くかかってしまいました。

一歩一歩踏ん張りながら登っていったおかげで・・・太ももが筋肉痛になりました。><


登っていく途中に小牧山の吉五郎という神通力を持った狐を祭ったお稲荷さんがあったのでお参りしました。





展示物は意外と少なくちょっと残念ですが、ジオラマを上手く活用した小牧長久手の戦いの説明は一見の価値があります。家康が、秀吉不在の秀吉軍をいかにして撃退したのか、よ~く分かりました。^^

手前の銅像が徳川義親さん。

この建物を建てた平松さんの銅像は中にありました。

徳川家康の木造もあったけど・・・手足が細い割りに腹が出すぎ!w

っで、信長さんの像はないのは何故???



天守から見た名古屋方面。名古屋城やナゴヤドームが見える・・・はずなんだけど、見えませんでした。犬山城も岐阜城も・・・やっぱり空気が昔より濁っているのかな???



尾張富士もかなりガスが・・・。


すでに筋肉痛が始まっていた足でこの山を下りるのはちょっと大変でした。



来た時とは別の道を通って小牧の駅を目指してあるくと・・・なんと!!!




ドラゴンズマークの自販機を発見!

名古屋の街中でも見た記憶がないんですが・・・なんて素晴らしい自販機なんでしょう♪

これを見た瞬間、元気百倍♪

小牧を観光したら帰るつもりでいたのだけど、名古屋観光もしようと思い直したのでした。^^