こんにちは。お久しぶりです。
最近映画館に映画を見に行く頻度が激減しました、オガワマリーです。
映画はずっとDisney+でアベンジャーズを順に見てるんで結構見てるんですが……。
映画館に行くのは「岸部露伴、ルーブルに行く」以来でした。
今回はスタジオジブリ・宮崎駿監督最新作「君たちはどう生きるか」を見てきました。
事前情報もなく、予告編もなく、与えられたのはこのポスターのアオサギだけ。
僕が見たタイミングでは米津玄師が主題歌を歌っているという情報は出てました。
たまたま劇場パンフレットが出たタイミングだったんで購入してきました。
で、X(Twitter)でネタバレ感想を言うわけにもいかないので久しぶりにここを更新しにきました。
一言で言うと
「おもてたんとぜんぜんちゃう!」
というわけですが。
タイトルのせいで吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」(原作未読です)を想起してしまい、
監督を投影した主人公・眞人の一生を辿る自伝的な内容なのかと思いきや、
アオサギが本性を表してファンタジーな展開になり始めたときに一瞬「ん?」となったんですが、
ちゃんと「スタジオジブリ」のファンタジー冒険アニメーションでしたね。
しかもパンフレットによると、作り始めたのは吉野の本が流行った2017年より1年前だそうな。
(本は未読で、映画を見てから買いましたが読めるかはわからん)
素直な冒険譚で、異世界の建物や海のシーンは「千と千尋」や「ポニョ」を想起しました。
大叔父さんの生み出した「生と死の狭間の理想郷」は、勿論監督の主題が詰まっているとは思います。
が、深く理解せずとも楽しめる。
戦争の始まりを憂い、平和な理想郷を築こうとした大叔父さん。
生へと帰りゆく魂・ワラワラを守るキリコと、死んだはずの眞人の母・ヒメ。
石の中に誘われた、眞人の新しい母、身重の夏子。
シンプルに理由を考えれば、「大叔父さんが眞人をこの世界の跡継ぎにするために誘うための餌」
みたいにとれるんだけど、夏子の産屋に入れないのは「石の掟」なのはなぜ? とか。
あのでかい墓地は「誰の」墓地なのかとか。空から落ちてきたときに乗組員でもいたのか。
まあ、謎は謎のままで。
「戦争が始まって3年目」の街並みとか、そのときの大金持ちの家とか、こんな感じだったんだ、となりました。
総じておもしろかったんで満足。
映画館、普通に見ようとすると今2000円するの、高くなったよな~。
以下は映画館で映画を見ながら書いた箇条書きのメモ。
・(塔に最初眞人が入っていくシーンの)天井が低いのが(自分が閉所恐怖症なので)怖かった
・パパの声、聞き覚えがあると思ったらハウルやん
・玄関から炎が出てくるシーンめっちゃ怖かった
・弱ってる夏子さんエロ
・おばあちゃんも一緒に巻き込まれるの新鮮でいいな
・全然キリコさんの着物とおばあちゃんの着物一緒なの気づかなかった(人形が出てきて気づいた)
・ヒメのデザイン、めっちゃ既視感あるなと思ったら「∀ガンダム」のリリ・ボルジャーノだわ。色合いも似てるんだよね。
はい。ではでは。
また何か書きたくなったら更新します。