秀樹さんとの出会い | 『ことば選び』は難しい。。。 

秀樹さんとの出会い

1981年、昭和56年4月

 
私は日本テレビにアナウンサーとして採用され
入社しました。
 
入社式、全体研修を終え、4月20日にアナウンス部に配属され、そこから毎日、研修の日々が続きました。
 
そんなある日、番組につくと言うことで、当時の金原アナウンス部長に連れられて行ったのが、麹町の本社Hスタジオでした。
 
そこは、その年の5月に始まったばかりの新番組「秀樹とつかさのモーニングサラダ」の収録スタジオだったと思います。
 
「うお〜。。。バラエティ番組のスタジオセットかぁ。。。」などと思いながら、大井プロデューサーや井上・大島両ディレクターなど制作スタッフに紹介されて挨拶する中で、大井プロデューサーが紹介してくださったのが、番組メイン司会者の西城秀樹さん!
 
「秀樹、今度モーニングサラダに加わるうちの新人アナウンサーの小倉君よ」と大井さんが私を紹介すると、
 
「小倉君、よろしくね!西城です。」
ものすごく優しい笑顔で挨拶してくれました。
 
その時、私の頭の中には
「うわぁ、西城秀樹だ!本物だ〜〜!」
という敬称略な言葉がグルグル回り、
 
「あっ、すみません!日本テレビ新人アナウンサーの小倉淳です。よろしくお願いします。」と
挨拶するのが精一杯だった気がします。(笑)
 
その後のことはあまり覚えていなくて、いろんな人に紹介される中、スタジオで様々な人と話したり、笑ったりしている秀樹さんを目で追いながら、
「うわぁ。。。西城秀樹だぁ。。。」
またまた敬称略で思っていましたね〜。
 
ふわっとしか覚えていないのですが、秀樹さんは白っぽいシャツにレザーっぽいパンツを着てたような気がします。。。
 
その翌週から、ほぼ毎週金曜日はモーニングサラダのスタジオ収録で、秀樹さんの番組進行をお手伝いする日々が5年ほど続くことになります。