放送コンテスト 審査員 | 『ことば選び』は難しい。。。 

放送コンテスト 審査員

千葉県高文連放送コンテストの審査員として
千葉県教育会館ホールに行ってきました。

千葉県内での予選を勝ち抜いた1、2年生の
高校生たちが、アナウンス部門、朗読部門での
関東大会、そして来年開催される高文連の全国大会に出場するための決勝戦で専門審査員をさせて頂きました。


アナウンス部門は千葉県内で、自分たちで取材したトピックスを原稿にまとめ、ホールのステージ上に設けられた発表台で読み上げるものです。アナウンスメントの技術はもちろん、題材や取材内容、原稿の構成なども採点の対象となります。また、発表時間も5秒オーバーすると失格というなかなか厳しいコンテストなのです。

ベテランの先生方に混じって専門審査員として初めて参加させて頂きましたが、20人余りの高校生たちが、次から次へと演台で読み上げるのを手際よく審査、採点しなければならず、審査する側の緊張感と集中力もかなり必要とされる審査でした。

アナウンス部門は男子はひとり、あとは全員女子、みんな一生懸命練習してきたアナウンスを手が震えるほど緊張しながら発表する姿は、審査より応援したくなる思いがしました。

朗読部門はそれぞれが選んだ文学作品の一部を朗読するのですか、こちらはどの高校生もなかなか上手で、25人中4人出場した男子がそれぞれにいい味を出していました。最近の声優ブームの影響が大きいのかもしれません。。。

最終審査に少々時間がかかりましたが、関東大会、全国大会へと駒を進める高校生を決めることができました。

何人かに声をかけて、アナウンサー志望なのか聞いてみると、残念なことにみんなそうでもないんですね。

メディア、特にテレビやラジオの仕事自体が憧れの職業ではなくなってきている実態を垣間見てしまった気分でした。。。