人生初の新郎の父 | 『ことば選び』は難しい。。。 

人生初の新郎の父

週末はひとり息子の結婚披露宴でした。

これまで司会者として300組以上の結婚披露宴に
参加してきましたが、

人生で初めて、最初で最後の「新郎の父」
として息子の結婚披露宴に出てきました。

最近の若者らしく、結納を済ませてしばらくして
入籍を済ませ、すでに一緒に生活を始めている中での結婚披露宴となりました。


会場選びや衣装選び、招待客選びから引き出物、
そして、ビデオ制作やら何やらと、随分と忙しそうでしたが、その集大成とも言える、楽しくて素敵な結婚披露宴でした。

司会ですか?!

「おとうさん、やってよ!」とも言われましたが
さすがに変でしょう!(笑)

日テレの後輩アナに頼もうかとも考えましたが、主役の2人が際立つように?、会場関連の司会者さんの中からお願いしました。

控室での両家親族紹介を念頭においておらず、密かに親族全員のフルネームを再確認してから臨むことに。

グランドハイアットのチャペルでの厳かな結婚式。新婦の大きめのリアクションに一同微笑む場面も。。。

いよいよ、披露宴。


親族席の、しかも新郎の父の席から見る披露宴は、司会席から見るのとはまた違う新鮮な眺めでした。


年配の男性の司会の方には、心遣いのある楽しい司会をして頂きました!

主賓のご挨拶、そして乾杯。

その直後、会場サイドの壁が開くと、オープンキッチンが現れ、この演出がまるで映画のワンシーンのように格好良く、列席のみなさんからは感嘆の声も!

食事のスタートから程なく、みなさんのお席にシャンパンのボトルを持って両親としてご挨拶に伺います。

久しぶりに会う息子の同級生たちは、みんな立派な青年になっていて、時の流れを感じました。

色直しの退席の際には、サプライズで妻と私も息子の介添え役として会場内をともに歩きました。

そして、再入場、ゲストのパフォーマンス、友人たちの祝辞と続き、いよいよクライマックス、
新婦の感謝の手紙です。。。

この手紙が泣けて、笑えて、なかなか良く出来た手紙でさらに会場は盛り上がり、花束贈呈へ。。

両家代表謝辞、新郎の父としての締めくくりのご挨拶。

司会とは違った心持ちを噛み締めながら。。。


ご出席頂いたみなさまはもちろん、ホテルスタッフのみなさん、ヘアーとメイクのみなさん、写真を撮って頂いたカメラマンの方、ビデオを撮影してくれた濱迫くん、熊手さん、ひろぽん、ケッチ、お口添え頂いた花岡さん、この結婚披露宴に関わってくださった全てのみなさまのお陰で、和やかで楽しく、素敵な披露宴になりました。本当にありがとうございました。

息子夫婦はやり切った満足感と、披露宴ロスに見舞われている様です。(笑)

親としての大きなお勤めがまたひとつ終わりました。ホッと肩の荷が下りた様な、寂しい様な、妙な脱力感が。。。(笑)



みなさまのお陰で無事に「新郎の父」完了しました。。。。