ゼミ教授のご卒業
先週、我が成城大学法学部の横川教授が70歳になられ、
定年で成城大学から退官されました。
思えば26年前、横川ゼミから卒業し、日テレに
アナウンサーとして入社した私です。
ゼミのOB会が銀座で百数十人が参加して行われ、
法学部1回生のゼミ仲間に久々に会うことができました。
見た目こそ、ハゲたり、老けたりはしているものの、
ひとつの会社に勤め続けている仲間が多い中、
会社を辞め、自ら起業している奴もいれば、
何度も転職するうちに「大学教授」に納まってる奴も・・・。
参加した女子は、皆、母として立派に家族を支え、
互いの子供の成長を確かめ合っていました。
会の最後に、教授室が無くなることから、卒論が返却される
ことになり、懐かしい自分の卒論を四半世紀ぶりに手にしました。
手書きの卒論は、誇らしげに装丁され、とても照れくさいのに
なぜか、みんなで見せ合って笑いあいました。
私と何人かは巻末に「著者の紹介」ページを面白がって
付けていました。写真や経歴、将来の展望が綴られていて
卒論というよりは、卒業アルバムのようでした。
卒論にサインをして頂き、改めて卒論が通ったような気分でした。
「横川先生!
季節のご挨拶にもろくろく伺わなかった不肖の卒業生ですが
改めてお世話になりました。自分も会社を卒業しました。
そして自らの力で歩んで行くことにしました。
これからもいろいろとご指導ください。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。」
成城大学 法学部第1回卒業生 小倉 淳