前回のお話はこちら〜大学生の私がなぜ投資を始めたのか〜

①きっかけはケニア

 

 

世界が良くなるために人生を使いたい

それを仕事にできないかな・・・

 

そう思った20歳の私。

 

そもそも私にとって「仕事」というものは

まだ実態がよく掴めないものでしたもやもや

 

 

私の父は

「3億の宝くじが当たっても仕事やめないよ!

だって仕事大好きだもん」

と言うような人で。

 

そして娘の私から見ても

本当にいつも楽しそうに仕事しているイメージで

「仕事=大人になったらやるもの=楽しいもの」という

印象を与え続けてくれていました

 

 

 

 

 

 

反対に

ドラマやバイトの先輩や本や・・・といった

「世間」からは

 

「仕事=大変=しなきゃ生きていけない=苦しい」という

「世の常識」を刷り込まれつつもあり

 

私の中に

相反する「仕事像」が生まれて

 

 

父みたいになれるかもしれないけど

基本的には

大人になったら

大変な仕事を

嫌でも一生しなきゃダメ

だと思っていました。

 

 

 

時は大学3年生になる春。

就活開始は半年後の10月から。

 

「自分はどうやって世界のために命を使おうか」

その答えが出なかったら

私はきっと

流されるように何も考えず就活しちゃうな。

 

 

そんな未来の自分に危機感を覚えた私は

両親に人生最後のつもりで

ある「わがまま」を聞いてもらいました

(全くもって人生最後じゃなかった、

と気づく27歳の冬。笑)

 

 

 

大学を1年間

休学させてください。

 

 

 

 

私は就活活動が始まる

大学3年の後期(10月)から

大学4年の前期(9月)まで

1年間大学を休学させてもらいました

 

 

就職活動を1年 後送りし

「生きるために仕事を探すんじゃなくて

自分が世界のために何ができるか

そしてそれを仕事に出来ないか

思いっきり探してみたい」と思ったんです

 

 

 

それから

世界を良くする=

ボランティア・NPO・社会起業家

という発想の元

 

 

 

ベルNPOについて学べる学校のようなところに通ったり

ベル県内のたくさんのボランティア活動や団体に参加したり

しました

 

(学生仲間で主催したイベントにこ

 

 

 

 

 

 

たくさんの団体、人々の考え、活動を通し

色々な想い、生き方、考え方を教えていただきました。

 

喜び、苦悩、葛藤・・・

「大人」が色々な感情と直面する姿を拝見できたことは

本当に大きな学びでした

 

 

その中で得た

「金銭的な面での」学びは

 

稼げているNPOは少ない、ということ

 

 

そして

ライスワークと

ライフワークは違う、という考え方でした。

 

 

生きていくためのライスワークと

生きがいを求めるライフワークは違うよ、と。

 

 

 

私はこの考え方が受け入れられませんでしたもやもや

ライスワークとライフワークが一緒な父の影響でしょうか?

 

 

お金は

豊かで幸せな生活を送るための道具でしかないのに

 

なんでそれを得るために

人生の多くの時間を使わなきゃいけないの?

 

 

 

 

そして悩む私の前に

ある仲間が現れました。

 

その仲間達は

私と同じ悩みを持った上で

さらに一歩踏み出そうとしていました

 

「いくら良いことをしていても

それで自分が疲弊していてはダメ。

 

ただ、生きていくにはお金はいる!

 

社会のためになって

かつお金も回る仕組みを作ろう!!」

 

 

2011年3月。

私たちは

社会解決とビジネスを繋げるため

ある挑戦を始めました

 

 

 

つづく・・・はーと