今となっては想像もつかない方が多いと思いますが

中学生までの私は

本当にネガティブで大人しくて自分の考えが言えない子どもでした。
 

 

 

 

学級文集でランキングされる

「おとなしい子」「いつも本を読んでいる子」には

毎回堂々の1位。

 

廊下で誰かと肩が当たったら「骨折したかも」と心配になり、

毎休み時間その子のクラスに「骨折してないか」確認に行ったり

 

あざが出来るほど

自ら思いっきり壁にぶつかってみて

「これほど強くは当たってないから骨折してないよね!」と

自分を安心させたりしていました笑

 

 

小学4年生〜中学2年生までは

「いなくなりたい」という願望がとても強く

壁と胸の間に包丁を挟んで

「このまま壁に寄りかかったら死ねるな〜」と考えたり。

 

わざと曲がり角の多い住宅街を登下校に使って

「車にひかれないかな・・・」と毎日期待してみたり・・・

 

 

そんな子どもでした。

 

 

 

 

そんな私が変わったのは

忘れもしません。

中学2年生の夏休み。

 

あの日。

私はいつものように

家の和室に寝転んで

自分の人生を憂いていました。

 

何をやっても楽しくない

こんな人生無意味だ

もう死にたい

 

そんなことをグルグル、ぐるぐる思っていました。

 

そしてふと外を見ました。

 

外は8月の太陽に照らされてとても明るく、

対照的に家の中は真っ暗でした。

 

「あ、これ私の人生みたい」と思いました。

 

 

 

キラキラした世界と

真っ暗でセピア色の私の人生。

 

 

「だけど」

 

 

「私も、あっち側にいけるんじゃないか。」

 

 

 

本当に雷に打たれたようでした。

 

 

生きよう。

人生を創ろう

最高の時を重ねていこう。

 

 

私の心が

自分にそう、約束させた感覚がありました。

 

 

 

つづく・・・