ブログ更新が遅くなりました!
最終編は、フリークライミング直近見学の巻です。
前回は、キレットまででしたが、コルの板の標識が気になりました。≪八合目の有名な≫の後には一体ナント続くのかな?この後、鉄梯子を登りキレットを脱すると、好展望の馬の背に達しました。
そこで真っ白な南アルプスに見惚れていると後から若い男女の二人組がやって来て一緒に小休憩しました。あれが聖岳、その隣が赤石岳で・・・、一方、あれが鳳来寺山だとすると、その右手が宇連山でそのまた右が、岩古谷山・・・」などと楽しく山座同定その後、一緒に山頂まで登りました。
「八合目の有名な」 九合目
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/94/63/j/o1095073014544307855.jpg?caw=800)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/4b/e8/j/o1095073014544307868.jpg?caw=800)
キレットを越えたら馬の背 三ツ瀬明神山 1,016m
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/27/95/j/o1095073014544307882.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/67/67/j/o1095073014544307894.jpg?caw=800)
山頂では、何人かのハイカーも加わり楽しく山談義が弾みました。その中で興味深い話が出ました。僕と同年配のご夫婦の奥さんが、最後にご一緒した若いカップルのうち女性の方に向かって、
「あなた、ヤマッピー(ヤマッパーだったか?)の〇●さんですね?」すらりと長身の女性で、彼が「へ~、有名なんだね、」と尊敬とチャチャの入り混じった声をあげていました。僕は内心、ボクも始めたんだがと言おうとして思いとどめました。駆出しモンが一緒にするな!って大向こうから直撃段浴びそうで![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/329.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/329.gif)
山頂で1時間ばかり休み、その後、西峰に向かいました。展望はなかったけどあの鉄塔の基部に立てたということで満足でした。三ツ瀬明神山は奥三河のランドマークと呼ばれるだけにその山容は他を圧する感があります。とりわけ、山端の鉄塔が個性を引き立てているのでした。
帰路は山頂で入手した往路とは別ルートの中道ロングコースで鬼岩乗越まで往路の長い尾根の南山腹を巻くルートでした。
鬼岩乗越 この尾根の左山腹がトラバース道です。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/42/e8/j/o1095061614544307908.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/0e/98/j/o1095061614544307917.jpg?caw=800)
早朝に、二人の男性と別れた鬼岩手前のオーバーハングのステージに着きました。4人パーティーが休んでいました。僕は近寄って、二人の所在を尋ねると、その先の回り込んだところにいるよとのことでした。僕は回り込んでみました。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/20/59/j/o0768102414544307930.jpg?caw=800)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/4f/e1/j/o0768102414544307944.jpg?caw=800)
フリークライミングとは、二人一組でロープを使用するようです。インドア―のボルダリングが流行中ですが、これはロープを使用しません。安全のためつけてはいますが。だから、フリークライミングはロープクライミングとも呼ばれ、ロープをかけながら登るリードクライミングと予めかけてあるロープを使って登るトップロープクライミングとに大別されているようです。
彼らはリードクライミングのようです。壁に取り付けてあるヌンチャクに下からロープをかけながら登って行くスタイルです。上画面ではクイックドロー(ヌンチャク)がすでに取り付けてあるようですが、現在彼らが取り組んでいるルートでは、どうだったのでしょうかね?自分でヌンチャクを固定ボルトに取りつけながらロープを通しながら登ったのかもしれません。気軽に声かけもできないので想像をめぐらすばかりです。下の彼は四日市からきています。クライマーは静岡からです。
四日市の兄さんはビレーヤーと言って、下でロープをビレー(確保)する人で、ロープをたぐったり緩めたりしながら、上のクライマーのロープ操作を支援する役目です。この岩には20本ぐらいのバリエーションルートがあるそうです。この日は4本目だそうです。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/ac/9c/j/o0768102414544307958.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/84/a7/j/o0768102414544307973.jpg?caw=800)
普通はこんなところまで登れるはずはないけど、クライミング技術とロープワーク技術さえ備わっていると登れちゃうのですね。不可能と思われることが可能になる達成感はいかほどでしょうか?
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/0d/de/j/o1024076814544307987.jpg?caw=800)
ヌンチャク装着を逆にするケアレスミスは、簡単にロープが外れちゃうんですよね。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190820/13/ogu-yamanikki/a2/31/j/o0768102414544308004.jpg?caw=800)
ザイルを握った経験は、もう30年以上も昔のこととなりました。道具の進歩には驚きです!
これで、三ツ瀬明神山のレポは終了デス。