先週の水曜日、大阪へ行ってきました
土日が双子の野球でスケジュールパンパン、歌舞伎行くなら平日しかない‼と、お仕事お休みいただいております
いつももちろん車で行くのですが…この日は名神高速道路集中工事のため、夜8時から吹田-春日井間が通行止めとか…歌舞伎終わるの8時なんやけどΣ(-∀-;)帰れないやん‼ということで、珍しく電車で行ってまいりました
(時間に追われると落ち着かないから本当は車がいいんですけどね)
自宅からの最寄り駅でさえ、朝は満員電車になるということを初めて知りました(笑)高校があるというのもありますが…いかに普段電車に乗っていないか実感です(苦笑)
というわけで、特急サンダーバード、定刻通り大阪駅到着。御堂筋線でなんばへ向かい、まずはなんばグランド花月へ
またかよΣ(-∀-;)笑
京都で観てから10日しかたってません(笑)
写真は2回目ですが、1回目の11時からの公演を観ました。
平日だけどほぼ満席そしてこの日のお客さんはノリが良くて、会場は常にドッカンドッカン大爆笑
初の生ミキ、生海原やすよともよ、生中川家、生アホの坂田(笑)もうめっちゃ笑った~
中川家礼二とか天才やね。生だと特にそれを感じます。
新喜劇は再び辻本茂雄座長。茂造先生‼笑
京都の時と違うパターンでありながらもしっかりお約束は盛り込み、笑いっぱなしでした
公演終了後は、ずっと行きたかった金龍ラーメンへ。
なんばグランド花月の横にもあるのですが、敢えて行きたかったのは御堂筋沿いの金龍ラーメン御堂筋店。
いつも歌舞伎が終わって地下鉄に乗る時に店の前を通り、めっちゃいい匂いに惹かれるんだけど、タイミングが合わなくて食べたことなかったので…
念願かなって、女ひとり、立ち食いです恥ずかしがらずにひとりで立ち食いできるようになって、年とったなと実感(笑)
美味しかった~
お約束のグリコを拝んで…
道頓堀川沿いをブラブラ。
(さすがにひとりであのクルーズ船に乗る勇気はなかった笑)
仮面女子がライブしてました
法善寺でお参りして…
フォーエバー21で夏服たくさん買って、15時半の開場時間になったので、大阪松竹座へ
幟が密集しすぎて名前がよく見えない(笑)
今回のお席、大好きな花横
12列目だと少し舞台からは離れますが、席が傾斜で少し高くなっていて、花道と高さが近くなるのが好きなんです
新版歌祭文
一、野崎村(のざきむら)
お光 中村七之助
久松 中村歌昇
お染 中村児太郎
お常 坂東竹三郎
久作 坂東彌十郎
漫画『ぴんとこな』で描かれていて、ずっと観てみたかった演目。
ナニコレめっちゃ泣いた…
お光の、前半の可愛らしい嫉妬、意地悪、後半では一転、髪を切って尼となり、久松お染のために身を引く…
その心情や、切なさ、好きだけと身を引くつらさ…
一貫して言えるのは、久松が好きで好きで仕方がないということ。
七之助さんが見事になりきっていて、もう涙ポロポロ出ました…
今まで感動で涙が出たことはありますが、話の筋そのもの、登場人物に感情移入して涙が出たのは初めてかもしれません。
三遊亭円朝 原作
二、怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)
菱川重信
下男正助 中村勘九郎
うわばみ三次
お関 中村七之助
磯貝浪江 市川猿之助
以前金沢で公演があり、行くつもりでしたがチビ達の預け先を調整しているうちに完売してしまって観られなかった演目。
ナニコレ、めっちゃ面白い‼
勘九郎さんの早替りは、わかっていても早すぎて凄すぎ、早替りの度に会場がどよめいておりました。
本水を使っての格闘も楽しい‼
猿之助さんの色悪も素敵。七之助さんも美しい。
何というか…歌舞伎の申し子、歌舞伎の天才だなと感じました。歌舞伎が好きで、伝統を受け継いで、努力し続けて、全力で演じて、もう存在が歌舞伎そのもの。
勘九郎さんは、本当に勘三郎さんがそこにいるかのよう…
色んな意味で心打たれる演目でした。
イヤホンガイドなくても話の筋もわかりやすく、笑いあり涙あり、何度でも観たいと思えるものでした。
仕事に野球に多忙な日々を送る中、
漫才やよしもと新喜劇で腹がよじれるほど笑い、
ゆっくりなんば散策し、
歌舞伎で泣いて笑って感動し、
大きな癒しの一日となりました。
やっぱり、隙間時間見つけて歌舞伎は行き続けたいです