本記事は、自宅のデスクトップPCのマザーボードと電源が派手に壊れた後の修理奮闘を記録したものであり、「パーツ選択編」の続編となります。
ここでは新しいマザーボードにパーツを取り付け、PCを物理的に組み立てるところまでを説明します。
OSとドライバをインストールし、PCを使えるようにするところについては、OS/ドライバインストール編(記事はこちら)で説明します。
パーツの取り付け、配線の主な流れは、以下のとおりです。
1.PCのケースカバーを開く
2.ケース電源モジュールを取り外す
3.ケースバックパネルを交換する
4.CPUをマザーボードへ取り付ける
5.CPUクーラーを取り付ける
6.メモリをマザーボードへ取り付ける
7.マザーボードをケースへ取り付ける
8.電源装置をケースへ取り付ける
9.電源ケーブルを接続する
(1)マザーボードとCPU電源ケーブルを接続する
(2)ケースフロントパネルケーブルをマザーボードへ接続する
(3)ケースファンの電源ケーブルを接続する
(4)SATA電源ケーブルを周辺機器へ接続する
10.データケーブルを接続する
(1)内部USBケーブル
(2)SATAデータケーブル
1.PCのケースカバーを開く
それでは早速、PCのケースカバーを開けて内部を露出させましょう。
ATXのケースは、ケース背面のネジ(下写真赤丸のところ)をドライバで開け、側面のパネルを背面方向へスライドさせてはずします。
側面パネルをはずすと、下図のように、PC内部が露出します。
内部を露出させると、マザーボード(青枠部分)につながっている周辺機器の線を抜線します。ATX規格のマザーボードは、9カ所のネジでケースに取り付けられていますので、抜線後、これらのネジをドライバではずすとマザーボードを取り外すことができます。
2.ケース電源モジュールを取り外す
今回は、電源モジュール(赤枠部分)も壊れたので、これもとりはずします。電源モジュールは、ケース内部背面側の専用ベイに設置されています。ベイにねじ止めされているだけですので、周辺機器への電源ケーブルを全部抜いてしまえば、後は簡単にとりはずすことができます。
----- 【補足記事1】ネジとドライバセット -----
PCを組み立て、解体をする場合は、パソコンネジセットをもっておくと便利です。
中古品には取り付けネジがついていなかったりすることもしばしば。お持ちでない方はワンセットもっておくとよいでしょう。
●amazon→SANWA SUPPLY TK-P1 DOS/V組立パーツセット
----- 【補足記事2】PCの掃除 -----
PC内にはホコリがたまりやすいもの。パーツ交換時などは少し掃除をしておきましょう。以下の製品PCだけでなく、家電にも使えるのでこれからの大掃除シーズンでも重宝できるでしょう。
●amazon→SANWA SUPPLY CD-BR4BL 除電ブラシ
静電気でくっついて拭いてもはたいてもとれない表面のホコリがきれいにとれます。
●amazon→SANWA SUPPLY OAウェットティッシュ(液晶用)
液晶画面掃除用ウェットティッシュ
●amazon→サンワサプライ 液晶画面用ハイテククロス DK-KC5
ホコリをとった後、これで拭くと手垢や油よごれもきれいに取れてぴかぴかになります。
●amazon→サンワサプライ エアダスター(逆さOK) CD-31ECO
隙間の細かいほこりやゴミを吹き飛ばすことができます。
-------------------------
3.ケースバックパネルを交換する
マザーボードと電源をとりはずしたら、ここからいよいよ組み立て開始です。
まずはバックパネル(下図青枠)をケースからとりはずし、新しく購入したマザーボード(Intel DZ68DB
)に付属しているバックパネルに取り替えます。
バックパネルははめ込み式となっているので、手で取り外し/取り付けができます。取り付けの際はしっかり「パチン」といわせてケースにはめ込みましょう。
マザーボード上にオンボードで搭載する周辺機器の種類やコネクタの配置はマザーボードによって異なります。このため、バックパネルの種類もマザーボードによって異なります。
4.CPUをマザーボードへ取り付ける
つづいて、CPU(Intel Core i3 i3-2130 3.40GHz
)をマザーボードにとりつけます。
マザーボード左に、CPUを差し込むソケットがあります(赤枠)。このソケットはLGA1155。IntelのCore i3/i5/i7プロセッサを取り付けることができます。
ソケットとCPUのピンの向きを合わせてサイドの留め金でしっかりと固定します。CPUは周囲の形に凹凸があるので、向きはすぐに合わせられますし、向きさえ間違えなければ簡単に取り付けできます。
(左はCPU取り付け前、右はCPUをソケットの上に乗せたところ)
5.CPUクーラーを取り付ける
つづいて、CPUクーラーを取り付けます。クーラーはCPUの上部に設置します。
設置の方法は、CPUクーラーによっても変わるので、詳細はCPUクーラーのマニュアルを参照してください。一般的には先にマザーボードに留め金具を取り付けて、設置します。図は、私が購入したCPUクーラーの留め金具をマザーボードにとりつけたときの写真です。取り付け方はマニュアルで図解されているので、とくに難しい作業ではありませんでした。
留め金具をつけたら、いちどきちんとCPUクーラーが安定的に取り付けられるか確認してみましょう。うまくとめられることが確認できたら、CPU上部にシリコングリスを塗ります。
熱伝道性の高いシリコングリスをぬって表面の細かい隙間を完全に埋め、CPUクーラーをCPUに密着させます。そうすることで、CPUの放熱効率を高くします。
シリコングリスはCPUとCPUクーラーの間に空気の隙間ができないようにたっぷり塗りましょう。
私が購入したIntel Core i3には、CPUと一緒にCPUクーラー、シリコングリスが同梱されていました。
CPUクーラーを留め金具で固定させます。
でかっ!
長時間高負荷な計算を処理させることがあるため、CPUクーラーは標準のものでなく、ハイエンドのもの(THERMOLAB CPUクーラー TRINITY サイドフロー・ダイレクトヒートパイプ方式 TRINITY
)にしました。
標準のCPUクーラーと比較するとこんなにサイズが違います。
CPUクーラーの取り付けが終わったら、CPUクーラーのファンの電源ケーブルをマザーボード上のCPUファン用電源ピンに挿します。挿す場所と向きはマザーボード付属のマニュアルに図解されていますので、向きと挿す場所を間違えないように、また、忘れないようにケーブルを差し込んでください。
CPUクーラーのファンが回っていないとCPUの温度があがってPCの動作が不安定になったり、落ちたりします。
6.メモリをマザーボードへ取り付ける
つづいて、今回の修理のタイミングで購入してきた4GB2枚組のメモリ(Cetus DCDDR3-8GB-1600OC
)を挿します(緑枠)。
メモリが2枚組になっているのは、CPUがデュアルチャネルで2つのメモリを同時並列に利用することで、処理能力を2倍にするためです。
デュアルチャネルに対応させるためには、速度とサイズが同じ2枚1組のメモリを決められた場所に挿す必要があります。挿す場所をマザーボードのマニュアルでしっかり確認しましょう。
今回利用してるDZ68DBの場合、2枚挿しであればメモリバンク1とメモリバンク2(マザーボード盤面にバンク番号がプリントされている)に挿します。
メモリを挿すときには、メモリバンク両サイドのガイドを広げた状態にし、メモリの向きを挿す向きに合わせて上からゆっくり押しながら挿し込みます。しっかりはまると、ガイドがメモリにカチャッとはまります。
7.マザーボードをケースへ取り付ける
ここまでの準備が完了したら、マザーボードをケースに取り付けます。
マザーボードとケースは、3×3の9箇所のネジで固定されます。
上記で最初にケースに取り付けたバックパネルのインタフェースと、マザーボードのオンボード周辺機器のインタフェースの位置を合わせて9箇所をしっかりネジでとめてください。
8.電源装置をケースへ取り付ける
つづいて、電源です。
ケース背面に専用ベイがありで、電源ケーブルをつなぐコネクタのある側(下写真左側)を外向きに、内部周辺機器等に電力供給するための線束のある側(下写真右側)を内に向け設置し、ネジでとめます。
9.電源ケーブルを接続する
電源、マザーボードをケースに取り付けたら、今度は電源、データケーブルの配線です。順番どおりに、漏れのないよう配線をしていきます。
(1)マザーボードとCPU電源ケーブルを接続する
電源装置からマザーボードとCPUへ電力を供給するための電源ケーブルをマザーボードへ接続します。20Pコネクタはマザーボード用、4PコネクタはCPU用です。
マザーボード付属の説明書に取り付け位置と向きが図解されています。
(2)ケースフロントパネルケーブルをマザーボードへ接続する
ケースフロントパネルのLED(ランプ)やスイッチ類の電源ケーブル(下写真)が一塊になってケースフロント部につながっています。これらのフロントパネルケーブルをマザーボードの決められた場所に差し込み、フロントパネルのLED等へ電源を供給します。
フロントパネルの各種電源コネクタのピンは、1箇所に固まって配置されています。
DZ68DBの場合、SATAのデータコネクタのへり側の方にピンがならんでおり(下写真うす緑で囲った部分)、どこに何を挿すかは、マザーボードのマニュアルとコネクタ部にプリントされている文字をあわせて接続します。
LEDには+と-があるので、正しい向きに接続をしないと正常にランプが点灯しません。一般的には、黒や白のケーブルが-、赤はじめ、色つきのケーブルが+ということらしいです(あまり自信がない)。。。
ちなみに、ここはあまりうまくいっていなくて、上の写真左から順番に、
・SPEAKER
マザーボード上に挿すべきピンが見当たらないので、とりあえずどこにも挿してない。たぶん、BEEP音スピーカーの電源ケーブルと思われますが、BEEP音はもう使われなくなったのでしょうか?詳細不明も動作にあまり影響ないので無視してます。
・POWER SW
電源on/offの説明のある箇所に挿しています。
PC正常にon/offできているので問題なく動作中です。
・HDD LED
ハードディスクのLEDは正常に点滅動作しています。
・POWER LED
どっち向きにつないでも点灯しないように見受けられるのですが、そもそもフロントパネルのどの部分がPOWER LEDなのかすら、いまだにわかりません。とりあえず無視です。。。
・POWER LED E
マザーボード上のALTERNATE POSER LEDというところとピン数も同じなので、挿してみたが、点灯しません。ケーブルの+と-の向きを変えたけどだめ。PCの電源を入れると以前はケースフロントパネルの電源スイッチのバックで青色LEDがきれいに点灯していましたが、おそらくそこの電源だと思われます。LEDが点灯しないのは残念なのですがとりあえずたいした影響もないので無視中です。
・USB
これは、最初からケースに取り付けられていたSDカードドライブの内部USBインタフェース用ケーブルです。このケーブルの詳細については、下記「10.(1)内部USBデータケーブルを接続する」を参照してください。
(3)ケースファンの電源ケーブルを接続する
ケース背面にあるケースファンの電源ケーブルを電源装置の電源供給ケーブルに接続します(下写真青枠部分がそれぞれケースファンとケースファン電源ケーブル接続部分)。ケース内部の温度の冷却はPCの安定稼動には欠かせませんので、忘れずに接続しましょう。
(4)SATA電源ケーブルを周辺機器へ接続する
つづいて、電源装置からSATA規格の内臓周辺機器へ電源を供給するためのSATA電源ケーブルを周辺機器へ接続します。今回の私のPC修理の場合、接続対象となるSATA周辺機器は、DVDドライブ、ハードディスク2台が該当します。
下写真は、ハードディスクなどの周辺機器側に接続するたSATA電源コネクタです。反対側が電源モジュールに接続するためのコネクタです。
SATA電源ケーブルは向きを合わせて軽く押し込むと簡単に接続できるようになっています。
10.データケーブルを接続する
(1)内部USBデータケーブルを接続する
DZ68DBにはマザーボード上に4ピンの内部USBインタフェースが8組あります(下写真赤枠)。
内臓SDカードドライブなど、内臓タイプのUSB周辺機器は、マザーボード上の4ピンUSBインタフェースに接続します。バックパネル等にある外付けUSBインタフェースへは接続しません。下写真は、内臓USB周辺機器であるSDカードドライブの内臓USBコネクタです。
(2)SATAデータケーブルを接続する
DZ68DBにはマザーボード上にSATA規格の周辺機器を5つ接続できるようになっており、うち2つはSATA3.0(6.0Gbps)の機器を接続できます。また、残りの3つはSATA2.0(3Gbps)の機器を接続できます。
今回のPCに搭載されているDVDドライブ、ハードディスク2台のSATA規格周辺機器は、いずれもSATA2.0の機器となっています。SATA3.0はSATA2.0に上位互換するため、どこにつないでもよいのですが、近い将来SATA3.0規格のSSDとWindows7を導入する計画をたてているので、今回はSATA2.0のコネクタに接続することにしました。
下の写真の中央やや右よりで周辺機器に接続されている赤いケーブルがSATAのデータケーブルです。
これで取り付けとPC内部の配線は終わりです。
早速ケースを閉じてモニタやキーボードをつけ、電源を入れてみたいところかと思いますが、ちょっとまった。
簡単なようで意外とつなぎなおしや接続状態の確認をすることがよくありますので、ケースを閉じるのはOSインストール、ドライバインストールも終えて正常動作を確認してからの方が無難です。
OSインストール、ドライバインストールについては、次の記事で説明します。
---->OS/ドライバインストール編へと続く
------------関連記事--------------
デスクトップPCマザーボード交換(ほぼ自作)奮闘記
-我家のデスクトップPCが派手に壊れた
-マザーボードとCPUの交換(パーツ選択編)
-マザーボードとCPUの交換(組立編)
-マザーボードとCPUの交換(OSとドライバのインストール編)
-SSDの導入(機種選択編)
-SSDの導入(組立&インストール編)
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ここでは新しいマザーボードにパーツを取り付け、PCを物理的に組み立てるところまでを説明します。
OSとドライバをインストールし、PCを使えるようにするところについては、OS/ドライバインストール編(記事はこちら)で説明します。
パーツの取り付け、配線の主な流れは、以下のとおりです。
1.PCのケースカバーを開く
2.ケース電源モジュールを取り外す
3.ケースバックパネルを交換する
4.CPUをマザーボードへ取り付ける
5.CPUクーラーを取り付ける
6.メモリをマザーボードへ取り付ける
7.マザーボードをケースへ取り付ける
8.電源装置をケースへ取り付ける
9.電源ケーブルを接続する
(1)マザーボードとCPU電源ケーブルを接続する
(2)ケースフロントパネルケーブルをマザーボードへ接続する
(3)ケースファンの電源ケーブルを接続する
(4)SATA電源ケーブルを周辺機器へ接続する
10.データケーブルを接続する
(1)内部USBケーブル
(2)SATAデータケーブル
1.PCのケースカバーを開く
それでは早速、PCのケースカバーを開けて内部を露出させましょう。
ATXのケースは、ケース背面のネジ(下写真赤丸のところ)をドライバで開け、側面のパネルを背面方向へスライドさせてはずします。
側面パネルをはずすと、下図のように、PC内部が露出します。
内部を露出させると、マザーボード(青枠部分)につながっている周辺機器の線を抜線します。ATX規格のマザーボードは、9カ所のネジでケースに取り付けられていますので、抜線後、これらのネジをドライバではずすとマザーボードを取り外すことができます。
2.ケース電源モジュールを取り外す
今回は、電源モジュール(赤枠部分)も壊れたので、これもとりはずします。電源モジュールは、ケース内部背面側の専用ベイに設置されています。ベイにねじ止めされているだけですので、周辺機器への電源ケーブルを全部抜いてしまえば、後は簡単にとりはずすことができます。
----- 【補足記事1】ネジとドライバセット -----
PCを組み立て、解体をする場合は、パソコンネジセットをもっておくと便利です。
中古品には取り付けネジがついていなかったりすることもしばしば。お持ちでない方はワンセットもっておくとよいでしょう。
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----- 【補足記事2】PCの掃除 -----
PC内にはホコリがたまりやすいもの。パーツ交換時などは少し掃除をしておきましょう。以下の製品PCだけでなく、家電にも使えるのでこれからの大掃除シーズンでも重宝できるでしょう。
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静電気でくっついて拭いてもはたいてもとれない表面のホコリがきれいにとれます。
●amazon→SANWA SUPPLY OAウェットティッシュ(液晶用)
液晶画面掃除用ウェットティッシュ
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ホコリをとった後、これで拭くと手垢や油よごれもきれいに取れてぴかぴかになります。
●amazon→サンワサプライ エアダスター(逆さOK) CD-31ECO
隙間の細かいほこりやゴミを吹き飛ばすことができます。
-------------------------
3.ケースバックパネルを交換する
マザーボードと電源をとりはずしたら、ここからいよいよ組み立て開始です。
まずはバックパネル(下図青枠)をケースからとりはずし、新しく購入したマザーボード(Intel DZ68DB
バックパネルははめ込み式となっているので、手で取り外し/取り付けができます。取り付けの際はしっかり「パチン」といわせてケースにはめ込みましょう。
マザーボード上にオンボードで搭載する周辺機器の種類やコネクタの配置はマザーボードによって異なります。このため、バックパネルの種類もマザーボードによって異なります。
4.CPUをマザーボードへ取り付ける
つづいて、CPU(Intel Core i3 i3-2130 3.40GHz
マザーボード左に、CPUを差し込むソケットがあります(赤枠)。このソケットはLGA1155。IntelのCore i3/i5/i7プロセッサを取り付けることができます。
ソケットとCPUのピンの向きを合わせてサイドの留め金でしっかりと固定します。CPUは周囲の形に凹凸があるので、向きはすぐに合わせられますし、向きさえ間違えなければ簡単に取り付けできます。
(左はCPU取り付け前、右はCPUをソケットの上に乗せたところ)
5.CPUクーラーを取り付ける
つづいて、CPUクーラーを取り付けます。クーラーはCPUの上部に設置します。
設置の方法は、CPUクーラーによっても変わるので、詳細はCPUクーラーのマニュアルを参照してください。一般的には先にマザーボードに留め金具を取り付けて、設置します。図は、私が購入したCPUクーラーの留め金具をマザーボードにとりつけたときの写真です。取り付け方はマニュアルで図解されているので、とくに難しい作業ではありませんでした。
留め金具をつけたら、いちどきちんとCPUクーラーが安定的に取り付けられるか確認してみましょう。うまくとめられることが確認できたら、CPU上部にシリコングリスを塗ります。
熱伝道性の高いシリコングリスをぬって表面の細かい隙間を完全に埋め、CPUクーラーをCPUに密着させます。そうすることで、CPUの放熱効率を高くします。
シリコングリスはCPUとCPUクーラーの間に空気の隙間ができないようにたっぷり塗りましょう。
私が購入したIntel Core i3には、CPUと一緒にCPUクーラー、シリコングリスが同梱されていました。
CPUクーラーを留め金具で固定させます。
でかっ!
長時間高負荷な計算を処理させることがあるため、CPUクーラーは標準のものでなく、ハイエンドのもの(THERMOLAB CPUクーラー TRINITY サイドフロー・ダイレクトヒートパイプ方式 TRINITY
標準のCPUクーラーと比較するとこんなにサイズが違います。
CPUクーラーの取り付けが終わったら、CPUクーラーのファンの電源ケーブルをマザーボード上のCPUファン用電源ピンに挿します。挿す場所と向きはマザーボード付属のマニュアルに図解されていますので、向きと挿す場所を間違えないように、また、忘れないようにケーブルを差し込んでください。
CPUクーラーのファンが回っていないとCPUの温度があがってPCの動作が不安定になったり、落ちたりします。
6.メモリをマザーボードへ取り付ける
つづいて、今回の修理のタイミングで購入してきた4GB2枚組のメモリ(Cetus DCDDR3-8GB-1600OC
メモリが2枚組になっているのは、CPUがデュアルチャネルで2つのメモリを同時並列に利用することで、処理能力を2倍にするためです。
デュアルチャネルに対応させるためには、速度とサイズが同じ2枚1組のメモリを決められた場所に挿す必要があります。挿す場所をマザーボードのマニュアルでしっかり確認しましょう。
今回利用してるDZ68DBの場合、2枚挿しであればメモリバンク1とメモリバンク2(マザーボード盤面にバンク番号がプリントされている)に挿します。
メモリを挿すときには、メモリバンク両サイドのガイドを広げた状態にし、メモリの向きを挿す向きに合わせて上からゆっくり押しながら挿し込みます。しっかりはまると、ガイドがメモリにカチャッとはまります。
7.マザーボードをケースへ取り付ける
ここまでの準備が完了したら、マザーボードをケースに取り付けます。
マザーボードとケースは、3×3の9箇所のネジで固定されます。
上記で最初にケースに取り付けたバックパネルのインタフェースと、マザーボードのオンボード周辺機器のインタフェースの位置を合わせて9箇所をしっかりネジでとめてください。
8.電源装置をケースへ取り付ける
つづいて、電源です。
ケース背面に専用ベイがありで、電源ケーブルをつなぐコネクタのある側(下写真左側)を外向きに、内部周辺機器等に電力供給するための線束のある側(下写真右側)を内に向け設置し、ネジでとめます。
9.電源ケーブルを接続する
電源、マザーボードをケースに取り付けたら、今度は電源、データケーブルの配線です。順番どおりに、漏れのないよう配線をしていきます。
(1)マザーボードとCPU電源ケーブルを接続する
電源装置からマザーボードとCPUへ電力を供給するための電源ケーブルをマザーボードへ接続します。20Pコネクタはマザーボード用、4PコネクタはCPU用です。
マザーボード付属の説明書に取り付け位置と向きが図解されています。
(2)ケースフロントパネルケーブルをマザーボードへ接続する
ケースフロントパネルのLED(ランプ)やスイッチ類の電源ケーブル(下写真)が一塊になってケースフロント部につながっています。これらのフロントパネルケーブルをマザーボードの決められた場所に差し込み、フロントパネルのLED等へ電源を供給します。
フロントパネルの各種電源コネクタのピンは、1箇所に固まって配置されています。
DZ68DBの場合、SATAのデータコネクタのへり側の方にピンがならんでおり(下写真うす緑で囲った部分)、どこに何を挿すかは、マザーボードのマニュアルとコネクタ部にプリントされている文字をあわせて接続します。
LEDには+と-があるので、正しい向きに接続をしないと正常にランプが点灯しません。一般的には、黒や白のケーブルが-、赤はじめ、色つきのケーブルが+ということらしいです(あまり自信がない)。。。
ちなみに、ここはあまりうまくいっていなくて、上の写真左から順番に、
・SPEAKER
マザーボード上に挿すべきピンが見当たらないので、とりあえずどこにも挿してない。たぶん、BEEP音スピーカーの電源ケーブルと思われますが、BEEP音はもう使われなくなったのでしょうか?詳細不明も動作にあまり影響ないので無視してます。
・POWER SW
電源on/offの説明のある箇所に挿しています。
PC正常にon/offできているので問題なく動作中です。
・HDD LED
ハードディスクのLEDは正常に点滅動作しています。
・POWER LED
どっち向きにつないでも点灯しないように見受けられるのですが、そもそもフロントパネルのどの部分がPOWER LEDなのかすら、いまだにわかりません。とりあえず無視です。。。
・POWER LED E
マザーボード上のALTERNATE POSER LEDというところとピン数も同じなので、挿してみたが、点灯しません。ケーブルの+と-の向きを変えたけどだめ。PCの電源を入れると以前はケースフロントパネルの電源スイッチのバックで青色LEDがきれいに点灯していましたが、おそらくそこの電源だと思われます。LEDが点灯しないのは残念なのですがとりあえずたいした影響もないので無視中です。
・USB
これは、最初からケースに取り付けられていたSDカードドライブの内部USBインタフェース用ケーブルです。このケーブルの詳細については、下記「10.(1)内部USBデータケーブルを接続する」を参照してください。
(3)ケースファンの電源ケーブルを接続する
ケース背面にあるケースファンの電源ケーブルを電源装置の電源供給ケーブルに接続します(下写真青枠部分がそれぞれケースファンとケースファン電源ケーブル接続部分)。ケース内部の温度の冷却はPCの安定稼動には欠かせませんので、忘れずに接続しましょう。
(4)SATA電源ケーブルを周辺機器へ接続する
つづいて、電源装置からSATA規格の内臓周辺機器へ電源を供給するためのSATA電源ケーブルを周辺機器へ接続します。今回の私のPC修理の場合、接続対象となるSATA周辺機器は、DVDドライブ、ハードディスク2台が該当します。
下写真は、ハードディスクなどの周辺機器側に接続するたSATA電源コネクタです。反対側が電源モジュールに接続するためのコネクタです。
SATA電源ケーブルは向きを合わせて軽く押し込むと簡単に接続できるようになっています。
10.データケーブルを接続する
(1)内部USBデータケーブルを接続する
DZ68DBにはマザーボード上に4ピンの内部USBインタフェースが8組あります(下写真赤枠)。
内臓SDカードドライブなど、内臓タイプのUSB周辺機器は、マザーボード上の4ピンUSBインタフェースに接続します。バックパネル等にある外付けUSBインタフェースへは接続しません。下写真は、内臓USB周辺機器であるSDカードドライブの内臓USBコネクタです。
(2)SATAデータケーブルを接続する
DZ68DBにはマザーボード上にSATA規格の周辺機器を5つ接続できるようになっており、うち2つはSATA3.0(6.0Gbps)の機器を接続できます。また、残りの3つはSATA2.0(3Gbps)の機器を接続できます。
今回のPCに搭載されているDVDドライブ、ハードディスク2台のSATA規格周辺機器は、いずれもSATA2.0の機器となっています。SATA3.0はSATA2.0に上位互換するため、どこにつないでもよいのですが、近い将来SATA3.0規格のSSDとWindows7を導入する計画をたてているので、今回はSATA2.0のコネクタに接続することにしました。
下の写真の中央やや右よりで周辺機器に接続されている赤いケーブルがSATAのデータケーブルです。
これで取り付けとPC内部の配線は終わりです。
早速ケースを閉じてモニタやキーボードをつけ、電源を入れてみたいところかと思いますが、ちょっとまった。
簡単なようで意外とつなぎなおしや接続状態の確認をすることがよくありますので、ケースを閉じるのはOSインストール、ドライバインストールも終えて正常動作を確認してからの方が無難です。
OSインストール、ドライバインストールについては、次の記事で説明します。
---->OS/ドライバインストール編へと続く
------------関連記事--------------
デスクトップPCマザーボード交換(ほぼ自作)奮闘記
-我家のデスクトップPCが派手に壊れた
-マザーボードとCPUの交換(パーツ選択編)
-マザーボードとCPUの交換(組立編)
-マザーボードとCPUの交換(OSとドライバのインストール編)
-SSDの導入(機種選択編)
-SSDの導入(組立&インストール編)
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