こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

私、全国若手議員の会に入っておりまして。

ここに入っていると、様々な研修の案内が届きます。

(もちろんメールで)

 

ほとんどの研修が1泊2日で、さらに最近はオンラインも少なくなってきてしまって、行きたいなーと思うものも何かの予定と重なりほぼ参加できていないのですが……

 

東京若手議員の会さん企画の研修。

GovTech東京の取組みについて」

気になる、気になる、空いてる……!!!

 

気軽にぽちっと参加申し込みしました。

 

当日の朝、「都民じゃないけど参考になるのかな」と気になるも……申し込んだし行くしかないか……ということで、行ってきたのですが。

 

私以外、皆さん都内の議員さん達ではなかろうかと。

 

 

GovTech東京の方のお話も、めっちゃ都内向け。

 

と、思いきや!

「GovTech東京」が目指す未来

情報技術で行政の今を変える、首都の未来を変える。→東京が首都だから、ここから波及して、全国約1700ある自治体にも影響していこう。

 

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

来てよかった。

 

ちなみにGovTech東京は、東京全体のDXを進展させる「協働」の枠組みとして2023年7月設立、同年9月事業開始。

 

「GovTech東京」が提供する6つのサービス

  • 都庁各局DX(政策連携団体含む)
    • 事業検討段階など上流工程から参画し都庁のデジタル化をサポート
  • 区市町村DX
    • 都内各自治体が抱える課題解決に向け伴走型の技術サポート等を実施
  • デジタル基盤強化・共通化
    (これまでどの自治体もばらばらのシステムを使っていた……)
    • 自治体間で共通で利用できるシステムやツールなどを協働して調達・開発
  • デジタル人材確保・育成
    • 公共に興味を持つ人材の登用やデジタル教育を通じた人材育成をサポート
  • データ利活用推進
    • データプラットフォームの構築・運用などデータ利活用に向けた取り組みを推進
  • 官民共創・新サービス創出
    • 民間と行政との協働を通じて行政課題の解決に資するデジタルサービスを創出

 

質疑応答では、GQ、DQという表現が出てきました。

最初に聞いた時、G9、D9?と思ったのですが、話を聴くうちにIQとかEQの、Qだと分かりました。

  • GQ:行政知識・経験
  • DQ:デジタル知識・経験

行政でDX化を進めるためには、このGQとDQの両方が高い人材が必要で、そのようなハイブリッドな人材を育成し排出したいとのことでした。

(行政から出向してくる方にはDQのスキルアップを、民間から入社してくる方にはGQのスキルアップを目指す)

 

さらに、人材紹介の免許を取り、本年度から紹介事業も開始されたとのこと。

各自治体から必要なニーズを把握し、その困りごとに合った方を紹介、受け入れた自治体の方が「人材を紹介してもらって良かったな」と思えるような事業を構築中だそうです。

 

羨ましい、東京都羨ましい。

 

埼玉県は……

 

埼玉県公式サイト内を検索して見てみましたが、県庁内のDX化と、県内企業のDX化推進の取り組みは見つかりますが、県内市町村のDXに言及された記事は見つかりません……

 

ロードマップも見つけましたが、そこにも言及なし。

 

東京都は、こんな素敵ポスターまで作っている。

↑GovTech東京内に掲示されてあるのを見つけました。

 

埼玉県も、「まぁ自分らで頑張れよ」と言うのは一理あるのですが、それでも自庁内と企業だけでなく、県内市町村のDXに影響を及ぼしてほしいなぁ。

 

等と、他力本願に思うくらい、GovTech東京と東京都内の自治体、東京都民が羨ましくなった視察でした。