こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
昨日は、所属する公益社団法人川口青年会議所のイベント「知ろう!『マイ・タイムライン』つくろう!我が家の防災計画」に参加しました。
川口青年会議所は現在、2つの常設委員会を持っていて、こちらのイベントは私が所属する委員会ではないほうの担当だったので、半分運営・半分参加者で見ていました。
第一部の、国土交通省荒川下流河川事務所様のご講演では、荒川流域の災害・被害想定や、現在の取り組みをお聞きしました。
↓被害想定
↓現在取り組んでいるハード対策
↓荒川第一・第二・第三調節池について
(画像が荒くてすみません……荒川下流河川事務所様のサイト内に同じ資料がないか探してみたのですが見当たらず)
また、国に水防法(略語ではない)という法律があり、その第15条に、市長村長による洪水予報等の伝達方法や避難場所等を記した洪水ハザードマップの作成、周知が義務化されていると、初めて知りました!
ちなみにこの後の第二部で、洪水ハザードマップに浸水深の記載は必須だけど、浸水継続時間は必須ではないことも初めて知りました。
続いて、第二部では、一般財団法人河川情報センターさんの「マイ・タイムライン」作成セミナー。
机上に配付された資料を用いて進められました。
一番右にある「逃げキッド」、こちらも初めて知りました。
下記からダウンロードできます。
中身はこんな感じです。(注:使用後)
ご説明が分かりやすくて、すいすい進められました。
中でも私が「そうだな」と思わされた説明は、
避難所も浸水する可能性がある→
浸水しない避難所を選んで逃げる!
特に、旧芝川、新芝川、荒川に囲まれた南平地区は、水害時には使えない避難所が出てきます。
川口市の避難場所・避難所一覧ページをご覧いただくと、洪水時は南平公民館、朝日公民館、朝日東公民館は×。
その他の避難所は、全て「3階以上」となっており、避難し終わっていれば3階で一時しのぎができるかもしれませんが、1、2階は浸水する可能性があるということ。
ご自宅が2階以下の方は、早めに川口市の北のほうの、洪水時「〇」となっている避難所に逃げたほうが良いです。
A地区はA小学校、とは決まっていません!
大事なのでもう一度言います。
B地区はB小学校に避難しなければならない
という決まりはありません!
我が家の場合は、マンションなので、氾濫しそうな時の一時しのぎはマンションの上のほうに行く、になると思います。
(実際、台風第19号の時はその判断をした)
また、浸水継続時間も重要で、南平地区ですと、荒川氾濫時に水が引くまで、3~7日間かかる想定になっています。
3~7日間、自宅に戻れない、使えないことになります。
それを踏まえて、防災バッグの中身や携行品、非常備品の配置場所を考えておいたほうが良いです。
(紙や携帯トイレは3~7日も水に浸かっていたら多分……)
ということで、とーっても勉強になったイベントでした!
7月には荒川運動場公園で防災フェスを開催予定なので、ぜひぜひ皆様、ご来場くださいませ。
(逃げキッドの残部も配布予定だそうです)
明日は、政務活動費、提出するぞー!(遅い)