こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、「人とペットの防災クラブ」さんが企画された、『にっこり福祉のための座談会テーマ「人とペットの暮らし」』に普通に参加しました。

 

開会では、代表の近江さんから、ご挨拶。

「ペットと暮らす15%が手放すことを考える」(うろ覚え)とのお話があり、そんなバカなと今調べてみたところ、下記記事を見つけました。

 

 

 

記事を読むと、ムカムカしてきますね(# ゚Д゚)

 

追記:近江さんが参考にした記事は以下だそうです。

 

また、近江さんお手製の、ペット飼育トラブルの図。

 

ペット飼育トラブルに陥る方を支援しようとする方もまた、同じような問題に悩んでしまうケースがあるとのこと。

 

その後、さっそく、ワークショップ開始。

実際にあった具体事例をもとに、ご家庭の家族構成からどんな問題が考えられるか、「今からできる支援」と、本当は「これまでにできた支援」が何かを、5~6人のグループで話し合いました。

 

なお、出てきた具体事例は、今もまだ解決にいたっていない問題とのことで、実際にそのご家庭に接触している方からのお話もまた、重みがありました……

 

その後、川口市福祉総務課さんから「重層的支援体制整備事業~地域共生社会の実現に向けて~」というお話と、川口市保健所生活衛生課さんから、生活衛生課業務の概要と犬猫の引き取りについてのお話がありました。

 

重層的支援体制整備事業は、「断らない相談」を各地域にある地域包括支援センターを中心に受けること。

また、「狭間の問題」とは、ごみ屋敷や引きこもり等の、対応する課がない問題とのことでした。

(対応する課がないんだ……あると思ってた……)

 

生活衛生課さんでの猫の収容はほとんどが負傷動物であること、近年は殺処分はゼロであること、さらに引き取り相談件数が犬14件(うち再考説諭数12件)、猫20件(うち再考説諭数14件)で、ペットの終生飼育は飼い主の責任であり、安易な理由の引き取り依頼に対しては再考を促すとのこと。

 

ちなみに、安易な引き取り理由は「ペット飼育不可物件への転居」「高齢犬猫の世話が大変」「しつけができない」等、様々だそうで……(# ゚Д゚)

 

近年は、高齢者が飼育するペットの引き取り相談が増加傾向で(飼い主本人が入院・死去してご家族が引き取れない等)、また、ケアマネージャーや知人からの相談も多く、本人が飼育トラブルに陥っていると気付いていないケースもあるそうです。

 

その後、他自治体の事例等、近江さんがお話してくださって、終了。

会場で、防災に詳しい方からもお話を聴けました。

 

とても有意義な会で、参加して良かったです。

またこういった会を企画してくださると思うので、その際はぜひ参加されてみてください。