こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、「川口市暴力追放決起大会」に出席しました。

 

第一部では、川口市長、川口市議会議長等のご挨拶。

その後の、川口警察署長と公益財団法人埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センターの方のお話が具体的で良かったです。

 

 

川口警察署長イワサキ様

 

  • 暴力団体は、全国25団体、22,400人。
    県内は1,400人(前年から-100人)
  • 薬物販売、振り込め詐欺、窃盗……
  • 埼玉県警でもカンボジアでの集団的な被疑者を検挙して取り調べ最中。
  • 覚せい剤密売、拳銃所持等で、78人の暴力団構成員を検挙、社会から隔離。
  • 行政命令としては飲食店のみかじめ料や用心棒代などの不当要求行為に対し、中止命令を計7件発出。
  • 薬物の密売、繁華街でのみかじめ料・用心棒代の他、振込詐欺が多い。
  • 振込詐欺、昨年1年間1300件、30億円以上。
  • 川口市内では87件の特殊詐欺を認知、前年比10件減少。
  • 特殊詐欺の被害防止と謙虚に全力で取り組むが、家族、友人、同僚と言った知り合いにお声がけを。

 

暴力追放センターのオガサワラ様

 

  • 暴力団構成員は年々減少しているが、招待を巧みに隠しつつ、様々な形で犯罪を敢行。
  • 覚えておいてほしい「匿名・流動型犯罪グループ」
    • →資金の一部を暴力団に上納。
  • 暴力団排除特別区域(大宮駅周辺)で逮捕。
  • 3ない運動プラスワン
    • 暴力団を利用しない
    • 暴力団を恐れない
    • 暴力団に金を出さない
    • 暴力団と交際しない
  • 統一標語「大丈夫? バイトのつもりが詐欺加担」

 

その後、大会宣言が出されました。

宣言文を読み上げたのは、公益社団法人川口青年会議所の廣瀬翔理事長。

 

大会宣言

 

明るく住みよい社会の実現は、私たち市民共通の願いです。

私たちは、この願いを踏みにじろうとするいかなる暴力も認めず、一人ひとりが力と勇気を結集し、暴力追放に立ち向かう必要があります。

私たちは、地域の担い手として、「暴力団を利用しない」「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団と交際しない」を合言葉に、市民生活を脅かす暴力を追放し、「明るく住みよい川口」の実現を目指して邁進することをここに宣言します。

 

 

令和6年1月30日

第34回川口市暴力追放決起大会 参加者一同

 

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その後、第二部の記念講演「東京地検元公安部長が語る、販社に対峙するスタンスとは!」(弁護士・元検事 若狭勝氏)も拝聴しました。(元衆議院議員でもあられる)

 

こちらでも、匿名・流動型犯罪グループ(とくりゅう)について実際の事例を交えてのお話がされました。

  • 特定の組に所属していない。
  • 警察のデータベースにない。
  • 暴対法の対象にならない。

とくりゅう、初めて知りました、覚えておきます。