こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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私は、今住んでいる川口市と、出身地の姫路市は似ていると思っているのですが、またそう思う事柄が1つ。
今日は、社会教育施設、社会教育調査について調べていまして、その流れで「自然学校とは」と検索しました。
すると見つけたのが、コチラの資料。
この中の、
「藤ノ木山」と「梯」がありましたが、「梯」は、令和5年3月31日をもって、廃止されています。
「梯」が廃止された経緯を、姫路市議会議事録で探っていると、実は「引原」という3つ目の野外活動センターが過去にあって、
- 藤ノ木山
- 平成14年度大規模改修
- 存続
- 平成14年度大規模改修
- 引原
- 平成15年度に大規模改修
- 平成27年度末に廃止(所在地である宍粟市に寄贈……もともと当時の波賀町から無償譲渡されたものだった)
- 平成15年度に大規模改修
- 梯
- 平成19年度に大規模改修
- 令和4年度末に廃止(その後は不明)
- 平成19年度に大規模改修
建物的には、藤ノ木山が一番古そうなのですが……
現在は1つだけになった姫路市の宿泊型校外学習施設。
兵庫県の中で、市立の宿泊型校外学習施設を複数持っているたのは、姫路市だけです。
翻って、川口市。
川口市も、市立の宿泊型校外学習施設を2つ持っています。
[質問:若谷正巳議員]校外教育「大貫海浜学園」及び「水上少年自然の家」の今後の在り方について
これまで本市の小中学校における校外教育は、千葉県富津市で大貫海浜学園が、群馬県みなかみ町で水上少年自然の家が実施されてきました。この2年間は新型コロナウイルス感染症の影響によりやむを得ず日帰りでの実施となりましたが、小学校5年生、中学校2年生が友人とともに宿泊を伴って過ごす時間は、大切な教育の機会と考えております。こうしたなか、現在では大貫は気候の変化により日中だけでなく、夜間の暑さからも7月と8月を避けての実施であり、また水上は周辺環境の変化から豊かな自然環境を生かしきれない状況であるなど課題もあると聞いております。また、施設へと目を向けると、設備の更新や大規模改修等の検討が必要な時期でもあると考えられ、他自治体においては、時代や環境の変化に対し、それぞれの事情を踏まえ、大規模改修や民間施設の活用など様々な対応をとっているようです。そこで質問します。
本市の校外学習を取り巻く環境が変化しているなか、今後の校外教育の在り方について、市の考えをお尋ねします。
まだはっきりとしていない答弁です……[答弁:学校教育部長]川口市で実施している校外教育は、児童生徒が川口では得られない貴重な自然体験を目的とし、長年にわたり市所有の専用施設で実施して参りました。そのため校外教育を取り巻く環境が変化するなかにおいても、活動内容の見直しを重ね、専用施設の利点を生かし、安定かつ有意義な校外教育の機会を得ることができております。
このようななか、児童生徒にとってよりよい校外教育とするためには、市として在り方や施設の所有の是非等、多くの視点からの議論が必要と考えます。こうしたことから、まず教育局内において校外教育の在り方について検討する会議を年度内に設置し、議論を進めて参ります。
- 埼玉県
- 埼玉県立元気ぷらざ(県内6施設)
埼玉県青少年総合野外活動センター- 平成27年度末に廃止
- 政令指定都市
- さいたま市
- 中核市
- その他の市
- 戸田市
戸田市立少年自然の家- 令和2年度末に廃止
- 草加市
-
志木市
-
入間市
- 戸田市
埼玉県の中で、市立の宿泊型校外学習施設を複数持っているのは、川口市だけかも。
(ちなみに「第14回越谷市教育委員会議事録(2019/11/21)」では、埼玉県内で社会教育施設を保有している市は、40自治体中8自治体と書いてある、どこだ)
少子化、老朽化、改修費、ランニングコスト……
私は、川口市立の2つの施設には全く思い出がありません。
なんなら、姫路市の野外活動センターにも思い出がありません。
(私の時は、南但馬自然学校という県立の施設を利用しました)
なので、この課題については、私ではなく、この両施設に思い入れがある方々が取り上げ議論したほうがいいのでは……と個人的に思います。
他自治体でも続々と廃止になる中、修繕しても雨漏りが止まらず老朽化が著しい市立の宿泊型校外学習施設の今後について、そろそろ議論が本格化するでしょうか……令和4年9月の一般質問答弁にあった、「校外教育の在り方について検討する会議」での議論の進捗も気になるところです。
川口市と姫路市って、やっぱり似ていますよね。