こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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今日は冬至。
とっても寒いですね💦
でも、明日からは日が少しずつ長くなっていくんだなと思うと、少し暖かくなるのかな?と期待します。
(実際はそんなことないのが冬なのですが😅)
南瓜は食べ損ねましたが、柚湯にはしっかり入りました!
今年もいただきました!
— 荻野梓(おぎのあずさ) (@OgnAzs) December 22, 2023
毎年恒例、元郷氷川神社さんの福柚。
こちらを使った柚湯に浸かって、今年納めと来年に向けた鋭気を養いたいと思います!
いつもありがとうございます🍊#川口市 #川口元郷駅#元郷氷川神社#冬至 #柚湯 #福柚 https://t.co/hzgWJCmQdv pic.twitter.com/hzEZmSNiTq
(以下、お勉強の話です……)
さて、川口市議会令和5年12月定例会の総務常任委員会の中でリリア・美術館・川口駅西口地下公共駐車場を改修・整備する際の「地方債」の話がクローズアップされたのが気になって、まとめました。
国のほうでも解説してくれているのですが……難しい。
「地方債」とは、つまり借金のことです。
車や住宅を購入する際のローンの、地方自治体版です。
なので、借りたら、返さなくてはいけません。
元金の他に、きっちり利息もあります。
市の借金残高の総額が「公債費」です。(と理解した)
「地方債」にはいろんな種類があり、それぞれ貸してくれる事業の条件や、どれくらい貸してくれるか(充当率)、また返済額に対する「交付税措置(国が補填してくれる)」の有無の違いがあります。
で、今回(令和5年12月定例会)、予算概要(PDF:678.9KB)の4ページと5ページに、「地方債」を使った「債務負担行為設定」が3つ出てきます。
※なお、予算概要ではなく本編の予算議案(PDF:3.1MB)では、他にも地方債を使った債務負担行為設定が確認できますが、たまたま総務常任委員会に付託された債務負担行為設定だけ予算概要に取り上げられているので、そちらをご紹介しました。
債務負担行為設定(美術館建設工事費)
- 全体額(限度額):52億1829万円
- うち、借金した金額(地方債):46億9630万円
-
充当できなかった金額を一般財源で:5億2199万円
(以上は議案に書いてありますが、以下は書いてない)
- 活用する地方債:地方活性化事業債
- 90%充当できる
- 返済額(元金+利息)の3割に交付税措置あり
債務負担行為設定(総合文化センターリリア改修工事費)
- 全体額(限度額):158億9335万円
- うち、借金した金額(地方債):143億400万円
-
充当できなかった金額を一般財源で:15億8935万円
(以上は議案に書いてありますが、以下は書いてない)
- 活用する地方債:公共施設等適正管理推進事業債(長寿命化事業)
- 90%充当できる
- 返済額(元金+利息)の3割に交付税措置あり
債務負担行為設定(川口駅西口地下公共駐車場改修工事費)
- 全体額(限度額):4億8136万円
- うち、借金した金額(地方債):4億8110万円
-
充当できなかった金額を一般財源で:26万円
(以上は議案に書いてありますが、以下は書いてない)
- 活用する地方債:公営企業債・観光その他事業債
- 100%充当できる
- 返済額(元金+利息)に交付税措置なし
- 借り入れは100万円単位(なので、端数となった26万円が一般財源となっている)
「債務負担行為設定」って、「債務(借金)を負担する行為を設定する」という、まんまの題目だったのですね!(今さら)
どんな地方債を使っているかは、(私を含む)市民の皆様には直接は影響しないかもしれませんが、返済額に交付税措置があるかないかは、結構重要ですね。
こうなると、公債費の中身全部が気になってくるのですが、全部を把握するのは相当な時間を要するので、気になった事業について聞くのが良いのかと思いました。
今さらですが、勉強になりました。
写真は、リリアの中にある銅像(永瀬洋治元市長)。
クリスマス仕様だなーと改めて。(そして財源が気になる)