こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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8月19日(土)に、リアル&オンラインで開催!

 

パブリックコメント(意見募集)中!

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8月1日、2日と、こども国会2023に娘と参加しました。

 

こちらの記事が、内容を伝えてくれています。

 

1日目は、午前:議事堂見学、午後:専門家の講義、政治家との質疑応答、参加者同士のディスカッション。

 

2日目は、午前:参加者同士のディスカッション、国会議員と昼食、午後:参加者同士のディスカッション、国会議員へ提言。

 

事前に、

  1. 教育
  2. ジェンダー
  3. 防災

の3つのテーマを選べて、そのテーマで小学4年生から中学3年生までの異年齢混在でディスカッションをし、政策提言を行う2日間でした。

 

娘も対象年齢だったので、「行きたい?」と聞くと「行きたい!」とのことで、申し込みました。(申し込んでからしばらく音沙汰がなかったので、かなり不安になりました)

 

娘が選んだのは、「教育」。

 

テーマ毎に部屋を分かれて、講義&ディスカッション。

教育」と「防災」はそうでもなかったのですが、「ジェンダー」は、ほぼ女子に偏っており(男子1、2人)、こういうところだよな……と思いました。(何事も、男だけ、女だけ、で話すのは良くないと個人的に思っています)

 

教育」では、まず、新井紀子先生の講義。

 

この講義がめちゃくちゃ良かった!

子ども達に、AI時代だからこそ「考える」ことの重要性をかなり分かりやすく伝えてくれていました。

スライド資料等、撮影禁止だったので、メモは録りましたが、詳細のご紹介は控えておきます💦

 

続いて、下野六太参議院議員と、乙武洋匡氏のお話し&質疑応答。

こちらは、質疑応答がメインで、子ども達からはいろんな質問がありましたが、中には「それは捕まえるべき大人では……」という、本人は分かっていないハードな質問も……

 

ディスカッションは、各班に分かれて、マイクを使わず話されるので、子ども達の声は聞こえてこず。

(私は一保護者として行ったので後ろで見ているだけ)

 

2日目の昼食では、各党から9人の議員さんがいらっしゃって、9つのテーブルに1人ずつ座る形で、子ども達と一緒にごはんを食べていました。

 

私は密かに「娘、玉木さんに当たるといいな」と思っていたところ、なんとビンゴ!(玉木雄一郎さん)

わ~! 党の代表の人だよ~! と遠目に興奮。

 

子ども達、まんべんなく質問するように言われていて、娘が玉木さんにした質問は、「今、調査に行きたいところはどこですか」。

玉木さん、少し困った後に(笑)、「今話題のフランスなどのヨーロッパに行きたいな! 子ども政策や経済政策を見てみたい」と答えていました。

 

ここで、国会議員さん、ローテ。

次にテーブルにいらっしゃったのは、本村伸子さん。

娘が本村さんにした質問は、「今、川口市は外国人の問題があって、ヤフーニュースのコメントで「川口市怖い」とか「川口市には行かない」と言われて悲しいです」と……

 

共産党の国会議員に、地元の超ヘビーな質問をぶつける、自民党地方議員の娘……

 

ちなみに仕込んでいませんからね。

私自身も、娘がこんな質問をしてビックリしました。

だって、私、子どもの前で川口市の外国人問題の話した覚えがなく、娘がヤフーニュースのコメント欄を見ているのも知りませんでした。

 

本村さんの「クルドのことかな?」という質問に娘が頷き、まず、同じテーブルの他の子ども達に川口市の問題について説明する本村さん。

きちんと子ども向けに分かりやすく説明されていたので、お~、ちゃんと知ってるんだ~、と感心。

 

そして、「いろんな問題があるけど、川口市や川口市民が悪いわけじゃないから悲しまないで」「日本人だろうと外国人だろうと、悪いことをした人は、ちゃんと捕まえて、罰せられなければならない、絶対」と答えられていました。

お~、言ったな~、ぜひぜひ考えてほしい。

 

そして、いつの間にか泣いている娘……(´;ω;`)ウゥゥ

本村さんの「大丈夫?」に余計に泣く娘。

私のところに移動してきた娘。

 

思わずこちらもウルウル(´;ω;`)ウゥゥ

 

「良い質問したね。びっくりしちゃったよ。おかあちゃん、娘ちゃんが悲しまないように頑張るからね、川口市のイメージを良くするためにも今のお仕事をしているからね、頑張るよ」

 

ランチ交流会終了後、本村さんが「大丈夫ですか?」と私達のもとに来られたので、これは先に言っとかなきゃと思って、まず名刺を渡して「私、自民党の議員なんです。でも娘がこんな質問するなんて思ってもみませんでした。丁寧にお答えくださりありがとうございます」とぴしゃっと御礼。

 

国のほうでも考えてくれるとありがたいです。

 

そんなこんなで、ランチ交流会も終わり、また子ども達だけのディスカッション、政策立案で、話は聞き取れなかったので、遠目で見守って終了。

 

娘に「何が一番、面白かった?」と聞いたら、「新井先生のお話!」とのことでした。

分かる、おかあちゃんもそうだよ。

でもおかあちゃんは、9歳の子が外国人問題に心を痛めていることを知れたのも収穫でした。

 

ヤフコメ! 子どもも見てるぞ!

 

こども国会、去年と一昨年はオンラインでしたが、今年は初のリアルでの開催だったそうです。

来年もあるかもしれませんので、ご興味のある方はぜひ、日本若者協議会さんをウォッチしてみてください。

(なお私、一応会員でもありますが、もうすぐ卒業だわ)

 

企画準備運営をされた日本若者協議会の皆様、お話してくださった皆様、そして一緒に参加した子ども達、お疲れ様でした、貴重な機会をありがとうございました。