こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
今日は、「第4回 川口市社会福祉審議会児童福祉専門分科会(仮称)子ども条例検討部会」を傍聴しました。
こちらは、市が策定しようとしている「(仮称)子ども条例」を審議する部会になっております。
今日の部会自体は、1時間もかからずに終わりました。
大きな変更等なく、今回出された条例案で進むようです。
ちなみにこの後の予定として、
- 9月議会で条例議案提出
- 令和6年4月1日施行
予定とのことでした。
資料等は、川口市サイトの当該ページにそのうち上がると思いますので、そちらをご覧いただくとして、私が気になったところをかいつまんでお話ししたいと思います。
まず、この条例に、正式名称がつきました。
川口市子どもの健やかな成長のための支援に関する条例
子ども条例と言いますが、大人が子どもを支援する条例となっております。
条例の中身も、(パブリックコメント時点から)だいぶ変わっております。
章立てから変わっております。
その中でも、第2章が、パブリックコメント実施時点では、「責任及び役割」という名称でしたが「子ども・子育て支援」に変わっております。
これは、「責務及び役割」より「子ども・子育て支援」と言ったほうが、馴染みやすく、みんなでやりましょうという雰囲気を出ると考えたためとのことです。
また、責務のところですね。
「市は、○○をしましょう」「保護者は、○○をしましょう」という書き方だったところが、「市等は、○○をしましょう」という感じで、「等」が入るようになっております。
これも、市、保護者以外に、関係施設等が入るということで、市、保護者および関係施設等を含めて、「市等」に変えたとのことです。
さらに、責務の中の第4条で、「子どもの安全・安心」と「児童虐待等」が、「市等が共通の責務を持って対応すること」を明確にするため、書き加えられております。
あと、事業者の役割が削除されておりまして、これも「市等」に含まれているからだと思います……
他にも、全体的にかなり変わっておりますので、個人的にもう一度パブリックコメントするぐらいのレベルかなと思いますが、9月議会に出てくるとのことで、そこで確認したいと思います。