こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
 

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パブリックコメント(意見募集)実施中!

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今日は、複数の方からお誘いいただき、埼玉県立川口特別支援学校で行われた講演会を聴きに行ってきました。(教えてくださりありがとうございます!)

 

本市の福祉部長が講演するとのことで……

特に、昨年12月に成立した、「川口市障害のあるなしに関わらずともに学び成長する子ども条例」の話もされるとのことで……

どんな話をするんだろうと気になり。

 

最初に、川口特別支援学校・前後援会会長であり、社会福祉法人ひらく会理事長の山崎豊氏のご挨拶。

(手前の右側は奥富精一議員)

 

続いて、坂本裕一川口市福祉部長が登場。

 

顔出しOKかの確認をし忘れ、良いのかなーと気になりネットでお名前を検索したら、余裕でお名前・所属・顔出しの記事を見つけたので、多分大丈夫かと思い掲載します。
 

内容は、こちら。

  1. 障害者手帳登録、区分認定等の状況
  2. 障害者福祉計画等の改定に向けて
  3. インクルーシブ条例
  4. 新しらゆりの家
  5. 重層的支援体制整備事業の本格実施
 
本題に入る前に、アイスブレイク的な話。

これ、かなり面白い内容、議員なら。

 

行政資料、特に国から出される資料は、パワポのスライド1枚にみっちり文字が入っていて嫌気がさすんですよね。

 

私、前職で、労働基準法関係の機能を担当していたことがあって、ちょうど「時間単位年休」が新設される法改正対応のために、頻繁に資料等を確認していたのですが、その頃から「なぜこうもスライド1枚に文字が多いのか」と感じておりました。

 

「民間企業の商品のような競合相手がいないことも一因」とあって、その時に「ふるさと納税」を思い出しました。

地方自治体は、鎬を削って広報していますね。

 

その後、本題に入って、またアイスブレイクがあって、

他自治体の良い施策はどんどんパクる!

と、おっしゃっていて、頼もしい。

 

障害者福祉計画等のお話では、

  1. 現状のデータ→単にデータを羅列するのではなく、そこから課題を読み取ることが重要
  2. サービス見込み量
  3. 具体的な取組→夢がいっぱい入ってくるところ

そして、鳥取県の施策について紹介されていました。

鳥取県立バリアフリー美術館、あいサポートキッズ)

 

埼玉県もやってた。(小声)

埼玉県障害者アートオンライン美術館

 

 

そして、ついにインクルーシブ条例の紹介。

前から2列目でガン見しました。笑

 

坂本部長は、

この条例は、障がいのある子とない子を必ず一緒にするわけではなく、その子の希望に応じて、選択できる環境を作るということと解釈しています。

とおっしゃって、そうです!と思いました。

 

インクルーシブ公園や、障碍の「社会モデル」のお話もされていました。

あと、「障害」「障がい」の話も。(私は「障碍」派)

 

時間がどんどんなくなってきた、ということで、新・しらゆりの家と、重層的支援体制整備事業は、少しかけ足。

これから半年間で、「相談があったら、まずは断らずに(たらいまわしにせずに)全部受けよう」と呼びかける、とのことでした。

 

50分があっという間に終わり、川口特別支援学校の元PTA会長(掲載許可未確認なので写真はなし)の方が、感想込みで参加された保護者に向かってお話されました。

1987年、学校が義務化(障害者の全員就学)される前に、川口特別支援学校はできた。まずは、そういった歴史を勉強しよう!

児と者では、区分認定は全然違うからね!

障害者福祉計画は、パブリックコメントが実施されると思うので、ぜひ出そう!

インクルーシブ条例に関しては、うちの子は特別支援学校で良かったと思っている。インクルーシブは、地域クラブ等でもできる。

新しらゆりの家は、現在のしらゆりの家が中長期で利用している方もいるということも認識し、そういった方々がどうしたら良いかの支援も考えてほしい。

まとめとして、行政と積極的に関わり、「HELP!」を伝えていこう!

障害者相談支援員を務めているので、会場にも何人かいるので、気軽に声かけてね☆

この方、めちゃめちゃ勉強になる……

講演会終了後、思わず「議員になろうと思ったことはないですか?」と聞いてしまいました。

障害者相談支援員のことも、今日まで全く知らず、勉強不足を痛感しました。

 

ということで、拝聴して良かった講演会でした!

保護者的には、しらゆりの家と重層的支援体制整備事業をもっと具体的に詳しく聴きたかったかなと思いました。

せっかくなので、動画を撮ってYoutubeにUPするのも、良いかもしれません。笑

 

お誘いいただいた方々、ありがとうございました。