こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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今日は、令和4年9月定例会、一般質問3日目でした。
議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。
所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。
接頭数字は、発言通告書(PDFが開きます)と対応しています。
なお今回も新型コロナウイルス感染症対策のため、半数の議員が出席し、もう半数の議員は各控室で中継を見ていました。
* * *
7-1 拉致問題について
市長の答弁は、
今後も拉致問題を啓発するとともに、議員ご提案の拉致担当係も含め、拉致問題専門職を検討する。
とのことでした。
拉致問題は、前原議員の一丁目一番地ですね。
7-2 地域通貨について
市側の答弁は、
本市では、地域通貨と同様の効果がある商品券を発行している。デジタル通貨については、関係団体と協議しながら検討する。
とのことでした。
深谷市では、「ネギー」という地域通貨があるそうです。
「ネギー」、名前が良い!!!
川口市だと、何になるかなぁ?
7-3-(1) (美術館)事業はどこまで進んでいるのか
市側の答弁は、
リリア隣接地の建設の可能性を調査中。
とのことでした。
7-3-(2) (美術館)展示ホールが整備されると聞いているが、どのようなものになるのか
市側の答弁は、
椅子は可動式の、フレンディアのようなホール。
とのことでした。
7-3-(3) (美術館)展示室とバックヤードの規模はどのように考えているか
市側の答弁は、
川口市美術館建設基本計画を基に、延べ床面積約4,300㎡、展示室約1,100㎡、バックヤード・トラックヤード約500㎡。
とのことでした。
7-3-(4) (美術館)事業予算はいくらか
市側の答弁は、
現在調査中のリリア隣接地が、栄町3丁目の候補地よりも優位性が認められた場合、その後実施する実施設計の中で求める。
とのことでした。
7-4 歴史資料館建設について
市側の答弁は、
文化財センターと郷土資料館は、どちらも重要な施設であり、それを複合した歴史資料館は本市に必要な施設と考えているが、敷地や財源等の課題があり、調査研究する。
とのことでした。
文化財センターが入っている本町UR住宅は、令和6年度中の解体が決まっており、文化財センターもそれまでに移転することになると思いますが、郷土資料館には入りきらないと思われ、どうするのだろうと気になっています……
個人的には、美術館よりも気になっています……
7-5 グリーンセンターに観覧車設置を
市側の答弁は、
令和元年に作成した川口市立グリーンセンター活性化基本計画に、観覧車はない。基本計画に基づいた再整備を進める。
とのことでした。
超冷たい答弁で、議場で与野党会派問わず「再質だ」「再質」と掛け声がかかっていました。苦笑
観覧車、目玉になりそうで良いと思うけどなぁ。
相応の敷地は必要ですが……
展望滑り台からは、エルザタワーが見えるんですよね。
展望滑り台をスケルトンにしますかね?笑
「バカなこと言うな」とお叱りのコメントをいただきますかね。
(「スイーツ通り」も市にクレームが入ったそうで)
7-6-(1) 見沼代用水に遊歩道設置を
市側の答弁は、
関係機関と協議、調整の上、検討する。
とのことでした。
7-6-(5) 江戸袋獅子舞像について
「江戸袋の獅子舞」は、江戸袋氷川神社で行われるのに、その像が辰井公園(赤井)にあるのはおかしい、江戸袋に移設してくれ、という質問。
市側の答弁は、
設置経緯を調査し、地元の声を聴きつつ、前向きに検討する。
とのことでした。
7-6-(6) 榛松中学校地域の「ゾーン30プラス」指定について
市長の答弁は、
「ゾーン30」は現在、市内33区域に設定されてある。道路幅員を狭窄する「ゾーン30プラス」は、より人優先の通行空間を作る。川口市から草加市に続く道なので、川口警察署・武南警察署・草加市と協議し、令和6年度に川口市初の設置に向け進めている。
とのことでした。
「ゾーン30」は、最高速度30km/h規制ですが、「ゾーン30プラス」は、それに物理的デバイスを加えて交通安全の向上を図ろうとするものだそうです。
わりと最近の施策ですね。
8-1 政令指定都市に向けて
市長の答弁は、
政令指定都市を目指すことは大変重要で、指定要件の人口50万人以上を満たしているが、実際には行財政が他の政令指令都市と同等程度である必要があり、本市一市では難しい。まずは近隣市と共通の課題について連携して取り組み、その積み重ねによって、相互の信頼関係構築が肝要である。
とのことでした。
質問者の野口議員は、越谷市を足すと人口約94万人、そこに蕨市を足すと約101万人、そこに戸田市を足すと約115万人、全国11位の市となる、と話されていました、すごい……
8-3-(1) (埼玉高速鉄道)相鉄・東急直通線開通に伴うネットワーク拡大
市側の答弁は、
令和5年3月開通に向けて、直通本数や運行時刻は調整中とのことだが、利用者ニーズを踏まえたものとなるよう埼玉高速鉄道と議論する。
とのことでした。
8-3-(2) (埼玉高速鉄道)計画輸送人員と現状
市側の答弁は、
埼玉高速鉄道によると、当初は輸送人員を105,000人と見込み、令和元年度は121,828人、令和3年度は96,924人となっている。
とのことでした。
「輸送人員」がなんとなく分からず、1日の乗降客数かとも思ったのですが、検索してみるとどうも違うようで、いまだに掴めておりません……
8-3-(3) (埼玉高速鉄道)経営状況と見通し
市側の答弁は、
令和3年度の純利益は19億5800万円で、7年連続黒字であり、今後も黒字を目指すとのこと。
とのことでした。
8-3-(4) (埼玉高速鉄道)通勤定期代の値下げによる利用者増加を
市側の答弁は、
経営に大きな影響を与える。今後、設備更新等、財政支出が見込まれ、慎重に議論する。
とのことでした。
しばらく値下げはなさそうですね……💦
なお前職の会社では、交通費の上限が月2万円だったので、川口元郷か南鳩ヶ谷に住んでいる方が多そうです。(実際のところは知らない)
8-3-(5) (埼玉高速鉄道)将来的延伸の可能性
市側の答弁は、
現在、岩槻までの実現に向け、埼玉県、さいたま市と検討中。
とのことでした。
8-4 埼玉高速鉄道各駅を緊急一時避難施設に
市側の答弁は、
国民保護法に基づき、都道府県知事が決めること。
一時的な避難施設として大変有効と認識しており、埼玉県に協力して有事に備える。
とのことでした。
悲しいことに、妙にリアルになってしまいましたね……
3年前にこの質問がされていたら、今と違う反応だったかもしれません。
ロシアのウクライナ侵略が始まった直後、娘に「家にミサイルが落ちてくる時、どこに逃げるの?」と聞かれて、「ここだと川口元郷駅かなぁ」と答えた自分がいます……
8-5 都市型ロープウェイの導入について
市側の答弁は、
建設費用が安価で、CO2排出量も少ないメリットがあるが、直線、強風に弱いデメリットがある。
現在、民間事業者と他市が実証実験を進めているので、まずはその動向を注視する。
とのことでした。
野口議員、横浜市のロープウェイに乗ったそうです。
「でも、1,000円は高いよね」とも言われておりました……
- 川口駅⇔川口元郷駅
- 南鳩ヶ谷駅⇔川口オート
- 新井宿駅⇔グリーンセンター
- 鳩ヶ谷駅⇔SKIPシティ
- (あともう1つありましたが書ききれなかった💦)
8-6 埼玉県屋内50m水泳場周辺を起点に見沼代用水沿いに桜の植樹を
市側の答弁は、
道路幅員や地域要望を踏まえ、現地調査を行い、関係機関と協議調整の上、検討する。
とのことでした。
8-7-(1) (川口市こども夜間救急診療所)想定受診者数と現状
市側の答弁は、
令和2年度の想定は8,037人、実際は1,865人。
令和3年度の想定は6,429人、実際は2,257人。
想定に比べ、少ない。
とのことでした。
8-7-(2) (川口市こども夜間救急診療所)将来的に成人の受け入れを
市側の答弁は、
小児の初期救急を想定しており、必要性も踏まえて他市の事例等を調査研究する。
とのことでした。
8-8-(1) 漏水が疑われる場合の対処について
市側の答弁は、
前回検針時と比べ30%以上UPしている場合、検針員の端末に警告が出て、在宅されていれば直接説明、不在であれば手紙を入れている。
また、漏水の増額分は、申請で減免している。
とのことでした。
8-8-(2) 年間の漏水による減免の件数
市側の答弁は、
令和元年度2,754件、令和2年度3,140件、令和3年度2,851件。
とのことでした。
結構、あるんですね!
8-8-(3) 漏水を早期に発見するシステムについて
市側の答弁は、
東京都水道局等がスマートメーターを実証実験中。そちらや国の動向を注視し情報収集中。
とのことでした。
8-9-(2) 中居小学校放課後児童クラブ室の増設について
市側の答弁は、
延べ床面積300㎡、100人規模の建物が、現在のクラブ室の横に令和5年1月末に完成予定。現在のクラブ室と合わせ、180人規模になる。
とのことでした。
最初、100人と聞いた時は「それで足りるの?」と心配になりましたが、現在のクラブ室も引き続き使うんですね!
8-9-(3) 辻小学校放課後児童クラブ室の移転について
市側の答弁は、
難しい。現在のクラブ室は地域の集会所と併設となっており、より難しい。
とのことでした。
* * *
明日も一般質問です、楽しみです♪