こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

今日は、川口市議会、都市基盤整備・防災力向上特別委員会と、保健医療・高齢者等福祉対策特別委員会がありました。

そのうち、傍聴した都市基盤整備・防災力向上特別委員会について書きます。

 

報告事項が3件ありました。

  1. SKIPシティの利活用について
    1. SKIPシティC街区の利活用について
    2. C1街区整備計画
    3. SKIPシティC2街区利活用事業者の募集について
    4. NHKとの土地交換
  2. 川口元郷1丁目2番地区共同化事業について
    1. 事業概要
    2. これまでの経緯
  3. 救急・救命体制のさらなる充実強化について
    1. 目的
    2. 実施内容
    3. 実施結果(状況)
 

1. SKIPシティの利活用について

 
SKIPシティC街区は、SKIPシティ利活用基本計画に基づき、C1街区とC2街区に分けて整備するそうです。
 
C1街区:ビジネスサポートセンター・産業資料館等
 → SKIPシティC1街区施設建設工事に伴う基本設計及び実施設計等業務委託公募型プロポーザル参加事業者募集

 

こちら、「次世代の就労者を創出する産業資料館等」との説明があり、これについて質問が出て、「ものづくりに限定し、子ども達がその産業に興味をもてるように。学芸員を配置するものではなく、地域の工場で働いていた人が「こうやって作るんだよ~」と見せる感じで」との回答でした。

産業の具体名は出ませんでしたが、想像できる……

 

C2街区:商業施設(物販・飲食)

 → 事業用定期借地権(30年以上50年未満)設定
令和7年度後半に完成を目指すそうです。
 
30年以上50年未満は重めの設定だなと思ったのですが、すでに何社か借りたいという問い合わせがあるそうです。
また、A街区で働いている方にヒアリングしたところ、近くに飲食店・小売店が少なく、昼食に困っているとのこと、また、近隣渋滞を避けるため、遠方からの客よりも、近隣の方々が利用できる施設を想定しているそうです。
 
と、すでに市サイト上にC1街区の資料があって、それを見るとどんなイメージなのかが分かりやすいです。
 

2. 川口元郷1丁目2番地区共同化事業について

 

こちら!

「元郷1丁目2番地区優良建築物等整備事業」として、令和4年度の予算に上がっている件です。
 
もともとは、芝川沿いを道路として整備する予定で市有地を取得していたものの、その活用が難しくなり、放置されていたところ、隣接土地所有者(現在カーシェア・コインパーキングの部分)から共同化の事業提案があり、このたびの事業になりました。
 
市有地部分を、建物の床に変換して、その部分を公共床として利用できるんですね!
そして市は、川口元郷駅前広場隣接地という好立地であることから、駅周辺地区の賑わい創出に向けた利活用について、今後検討を行うそうです!

わーい!

実は前々から「川口元郷駅周辺を盛り上げたい」とTwitterや身近な方にはお伝えしたり、議員になってから地域の方に「何が欲しいでしょう」とさりげなく聞いたりしています。

 
いち川口元郷駅利用住民として、昔から思っていたこと。
  • 会社帰りに牛乳と食パンが買えない。
  • 朝、時間をつぶす場所がない。
  • パソコンを開ける喫茶店が欲しい。
  • とにかく川口元郷駅周りに何もない。
は、議員になってもずっと思っていて、私の周りにいる方からもちょくちょく聞いていて、その気持ちは川口市を含む周りの方にも伝えていました。
 
今回の報告では、1階が店舗等、2階が公共床になる予定とのこと。
1階の店舗等は隣接土地所有者さんが決めることで、2階の公共床は市が決めることなので、主に2階部分について、賑わい創出に向け市で検討されるとのことで、嬉しい。
 
引き続き、ド地元民として、頑張ります。
本当に待ちに待った事業! うまくいきますように。
ちなみに、令和7年中に建物竣工とのことです。
 
3. 救急・救命体制のさらなる充実強化について
 
9~17時の救急出場件数が、令和元年46.6%、令和2年47.5%、令和3年48.2%と、約半数を占めていることから、そこに特化した「日勤救急隊」を創設し、7月1日より試行的に開始。
 
こちらは、育児や介護で部分休業中の職員や再任用職員の登用等、働き方改革も視野に入れた取り組みで、7月1日から末日までの20日間で、42件の出場があったとのこと。
 
また、川口市立医療センターで病院実習を行いつつ、救急出場にも対応する救急ワークステーションも試行的に開始し、これまでに19件出場しているとのこと。
 
このおかげか、令和3年度と令和4年度を比較して、救急救命士は9人増え、女性の救急隊員も2名増え、救急救命士の乗車率は0.1%、女性救急隊員乗車率は1.8%増えたとのこと。

7月から、陽性者が増え、出場も増えて、本市でも搬送困難も発生しているが、日勤救急隊の活躍と、8月からは臨時の隊も編成して、通常14隊のところ、16隊が稼働中とのこと。
 
救急隊の皆様、医療従事者の皆様、ありがとうございます。
 
明日は、地域活力・市民生活向上特別委員会です!
傍聴予定です、楽しみです。