こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
-[ お知らせ ]-
- オンラインで、お話しませんか。
仕事、家事、育児、学校のこと、とりとめもないこと……
個別で、グループで、お子さんご一緒で全然かまいません。
気になる方はメール等でお気軽にご連絡ください☆
-
パブリックコメント(意見募集)中!
-
11月17日(水)〆切←明日!
-
11月24日(水)〆切
-
11月30日(火)〆切
-
- - -
今日は、川口市議会、次世代支援・教育力向上特別委員会と、保健医療・高齢者等福祉対策特別委員会が開催されました。
そのうち、委員として出席した、次世代支援・教育力向上特別委員会について書きます。
報告事項が3件ありました。
- いじめ根絶に向けた取り組み状況について
- 令和2年度川口市いじめから子どもを守る委員会活動状況報告について
- 教育委員会定例会の開催状況について
- いじめ問題の現状について
- いじめ問題に関する調査状況
- いじめ対応教員研修会
- 損害賠償請求事件について
- 保有個人情報不訂正決定処分取消請求事件について
1. いじめ根絶に向けた取り組み状況について
川口市いじめから子どもを守る委員会の令和2年度活動状況報告がありました。(ちなみにこの委員会は、子ども部所管)
私からは1点、質問しました。
Q1. 「いじめ対応についての交流会(※)」が3回、開催されているが、参加者が少ないように思う。参加対象者と、母数、それからもし少ないようであれば、その理由を教えてほしい。
※主旨:学校現場におけるいじめの早期発見や、適切な対応の重要性に鑑み、教員等と当委員会委員が、具体的な事例を通して意見交換等を行い、教員等のスキルや対応力の向上を図る。
A1. 第1回交流会(2020/08/06開催)は、小学校教諭4名、中学校教諭3名。第2回交流会(2020/12/25開催)は、小学校教諭3名、中学校教諭9名、第2回交流会(2021/03/29開催)は、小学校教諭5名、中学校教諭6名が参加。市内79校全てに手紙で案内しており、参加者が少ない理由は、3名の委員から「少人数のほうがよりきめ細かい交流ができる」と希望されたことと、コロナ禍でもあったため。次年度以降は参加者が増えるよう開催方法を検討したい。
答弁後、休憩時間中に、職員が参加しやすいよう長期休業期間(夏休み、冬休み、春休み)中にしか開催しておらず、79校に対し「先着10名」で案内していたとの補足説明がありました。
良いプログラムなら、より多くの職員に受けてほしいです。
他、他の委員さんからの質問で、令和2年度中に受けた8件の相談はいずれも電話からで、令和2年11月から運用が開始された相談専用メールからの相談は0件であること、委員会メンバーは連続2期4年までと考えていたが、現在3期5年目も担っていただいていること等が話されました。
2. 教育委員会定例会の開催状況について
教育委員会の会議録・資料は、川口市サイトにUPされています。
私からは4点、質問しました。
Q2. 第14回・第15回の議事の中にある、「令和4年度当初川口市立高等学校及び幼稚園教職員人事異動方針について」と「令和4年度当初川口市立小・中学校教職員人事異動方針について」について、それぞれの資料中に「①川口市立高等学校における新採用教員については、埼玉県教育委員会と連携し、配置する。」「②(小・中)新採用教職員の配置については、人材育成の観点及び学校間の教職員組織の均衡を勘案して行う。」、また、小・中学校のほうでは、③人事交流関係の項に「国立大学法人埼玉大学付属学校及び」が追加され、川口市立高等学校および附属中学校が関係するのかなと思うのだが、追加された経緯を教えてほしい。
A2. まず、①については、その配置について長年、埼玉県教委に要望していたが、協議の結果、令和4年度より新採用教員が配属されることとなっため、文言を追加した。②については、新採用教職員の配置はこれまでもあったが、埼玉県教委のほうの文言修正に伴い文言修正し、③については、別の箇所に記述していたものを移動しただけ。
Q3. 同じ資料の中で、希望降任制度について記述が追加されているが、追加された経緯と、実際に降任を希望された例が過去にあるのか教えてほしい。
A3. 希望降任制度は以前からあり、別の箇所に記述していたものを移動しただけ。実際、降任を希望された例はいくつかある。
Q4. 水上自然教室について、校長の判断により2校のみ中止とのことだが、代替イベント等はされているのか。
A4. 検討していると聞いたが、まだ報告はされていない。
Q5. (再質問)Q2について、これまで新採用教員が配置できなかった理由等をご存知であれば教えてほしい。
A5. 埼玉県で採用した教員なので、県立学校への配置がマストであり、他市も含む市立学校への配置がされなかった。
Q2は、てっきり川口市立高等学校および附属中学校に選りすぐりの教員が配置されるのかと勝手に勘違いしての質問でした。
そうではないようです。
3. いじめ問題の現状について
直近のいじめ防止対策推進法に基づく重大事態として対応した案件と、いじめ対応職員研修会の内容、係争中案件の報告でした。
私からは2点、質問しました。
Q6. 「小学校からの友人関係であることから本事案をいじめとして認知した」とあるが、小学校からの友人関係ではなかったらいじめではないと判断していたのか。この部分の説明が欲しい。
A6. 今までのつながりがあることから、継続した事象と判断した。
Q6. 報告からは被害児(生)およびその保護者については言及があるが、加害児(生)およびその保護者についての言及がない。加害児(生)およびその保護者の、本件の対応を教えてほしい。これは、加害児(生)にも何らかの辛いことがあり、ケアが必要な子ではないかという思いと、今度は別の児童(生徒)に被害があっては意味がないという思うからお尋ねする。
A6. 加害児(生)およびその保護者は、その後、被害児(生)に謝罪している。また、加害児(生)も辛いことがあった。加害児(生)については指導もしている。その後、別の問題は起こっていない。
被害児(生)も、加害児(生)も、ケアが必要な子だろうなと、いじめの報告を受けるたびに思います……
明日も、特別委員会が開催されます。
傍聴する予定です、よろしくお願いします。