こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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先日、株式会社日三鋳造所さんを訪ねました!
日本で唯一、ベーゴマを製造されている南平地区の会社です。
4月25日に放送された、モヤモヤさまぁ~ず2「埼玉県・川口市ブラブラ!なんで住みやすい街なの?」(テレビ東京)で、一番手に登場され、Twitterで「ベーゴマ!」とつぶやいたところ、
こんど観にいらしてくださいね!
— 辻井 光多郎 (@rise77) April 25, 2021
と、言っていただき! まさかの! 嬉しい! さっそく行きました。
まずは「ベーゴマ資料館」へ。
ご案内くださった、辻井俊一郎さん。
まず最初のショーケースで、「バイ貝から生まれた」と知る。
(貝のように渦巻いているのはそれか!と納得)
基本、鋳物製ですが、戦時中は陶器製やガラス製も。
平時は、リリア公園でベーゴマ道場も開催されているのですが、今はコロナ禍のため、休止中……
ちなみに私は子ども達と大泉工場に行った時に初めて見ました。
他にも会場はたくさんあるのですが、ほとんど休止・中止に……
昨年は150会場程あるうち、10会場程しか開催できなかったとか。
大変、寂しい&心苦しい状況をお聞きしました……
会場で、子ども達が彩るベーゴマ。
昆虫が人気だそう。
有名人の方でベーゴマを大好きな方もたくさんいらっしゃって。
製造の特注を受けたり、来訪されることも多いとか。「コマネチ!」
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治先生も大好きだそうで、漫画に頻繁に登場する他、
「両さんベーゴマ大会」も開催されています。
金賞、銀賞、銅賞、のベーゴマ。
ちなみに、郵便局の「ふるさと小包」で取り扱った際は注文が殺到し、現在はふるさと納税で「十二支ベーゴマ」があります。
続いて、ベーゴマの最終仕上げ工程を見せていただけることに。
こちらはキューポラ、現在は使われておらず、市内jの別の工場で作られたものが、こちらに運ばれてきます。
仕上げ前はベーゴマがつながっており、角があるそうで、この中でガラガラ回して、角をとるそうです。
音がすごくて、何重にもなった木の箱に囲まれて回っています。
中を見せていただく……のですが、トラブルで開かず。汗
後で、写真を送ってくださいました! 中はこんな感じだそうです。
とれたてピカピカのベーゴマの出来上がり!
アルファベットばかりだったので、「やはり外国人の方に人気ですか?」と尋ねると、
外国人には漢字が人気で。「竜=Dragon!」や「虎=Tiger!」と説明すると喜ばれます。
と、浅草でお土産に買われる方が多いとか。
ちなみに、このアルファベットは、六大学の頭文字だそうです。
事務所でお話を伺っていたところ、テーブルに丸い金塊が……
こちら、先ほどのガラガラに入れていたら、ここまで丸くなったそうで、「ご利益がありそう」と、撫でる方が多いとか。
漏れなく私も撫でさせてもらいました!
ベーゴマ以外にも、地元のお話をいろいろ伺いました。
知っていたことの点と点がつながったり新しく知ることがあったり。
「若い議員さんで、頑張ってほしい」
「だからこそもっと、地元を知ってほしい」
と・……ありがとうございます、大変恐縮です。
普段は、放課後児童クラブや放課後子ども教室、児童センターにベーゴマを届けた際に見せたり教えたりしていて。
子ども達から届く手紙も置いてありました。
「子ども達が好きで。子ども達が遊べるように」
と、辻井さん親子お2人、話されていたのが印象的でした。
番組で大活躍の中島名人もいらっしゃいました!(*´ω`*)
平時は、春休みや夏休みに工場見学も開催されているのですが、今年はまだ、どうなるか分かりません……
もし開催できそうでしたら、またご案内があると思います!
お忙しい中、貴重な資料や、現場を見せていただき、お話をお聞かせくださり、ありがとうございました。
早く子ども達と、元子ども達が一緒にベーゴマで遊べますように。