こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、先週、3月15日に見た衝撃のニュースからお話ししたいと思います。
 

 

そのニュースは、川崎市立の小学校で、体育の授業の時に肌着の着用を禁止されているというものでした。


私が最初に見たこのニュースでは、その着用を禁止する理由として「皮膚の鍛錬」が挙げられ、さらに、保護者が抗議したところ、先生が個別でチェックをして、二次性徴が認められた場合に、着用許可が下りるようになったと書かれてあり、『いやこれは、ちょっと……』と、最初に思いました。

その後、こちらのニュースの発端が、川崎市議会の予算審査特別委員会で、川崎市議会議員である山田瑛里議員が取り上げたため、ということを知り。

 → 川崎市議会インターネット議会中継(6:14~11:17あたり)


1人の議員が取り上げて……と考えているうちに、これは川口市のほうでも確認してもらわないとと思い至り、その日の夕方、川口市の学校教育部指導課に、この問題のことを伝えて、「川口市ではどうでしょうか、調査をお願いします」と、調査依頼をしました。

3月23日午前中に、指導課長から「全校調査が終わりました」とお電話をいただきました。
 

まず中学校については、全校肌着の着用を認めているそうです。

 

次に小学校については、7校、着用させない場合があるそうです。
その理由は、

  • 特に低学年は肌着を着脱する判断が難しい場合がある。
  • 汗で濡れたままの肌着は衛生面を考えて脱いだほうが良いという指導をしている。

という2つが挙げられたそうです。

いずれも家庭と相談して着替えを持ってきても良いそうです。


この7校に対しては、

  • 本人が恥ずかしい思いをしないように。
  • 本人が(着用したいと)言い出すことができないような雰囲気にならないように。

という指導・助言を、指導課からしたそうです。

こちら、国のほうもその後、動いており、そういった指導を見直すように通知を出したそうです。
 → 「体育で肌着禁止」見直しを スポーツ庁、全国教委に(共同通信、2021/03/24)

 

ひとまず川口市については、体育での肌着着用について、そういうことなので、もし何かあったら、また連絡ください。