こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、まとまりのないブログを書きます。

 

まず、明日(3月8日)〆切の、パブリックコメント、

川口市樹木管理指針(公共施設編)(案)

が、なかなかいいなと思っているので、読んでみてください。

 

議員になってから、多くいただくご要望の1つ。

強剪定

(とにかく枝を切り落とす剪定方法で、枯れる原因になることも)
 

「樹木本来の美しさを損ないただの棒になってしまった」

 

「これから桜/紅葉が楽しめるはずだったのに」

 

「植木の街が聞いて呆れる」

 

いろんな方から、同様のご相談を受けています。

そのたびに、市に伝えていました。

 

なので、今回、この(案)を「剪定」で検索してチェックしました。

「川口市樹木管理指針(公共施設編)」(案)(PDFファイル:6.3MB)

 

第1章 管理指針策定の背景と目的

 (1) 管理指針策定の背景

  ●市民要望への対応

  落ち葉対策や見通し悪化等に対する改善要望に対応するため、極端に枝を切り詰める強剪定によって樹形や樹勢が悪化し、機能や景観、魅力が著しく低下しています。

  強剪定は本質的な樹木管理の方法でなく、対処療法的な対応は、樹木に求められる機能を発揮することができなくなるだけでなく、病虫害の被害や枝折れ、倒木等のリスクが増加するので、適切な剪定による管理が求められます。

第3章 公共施設の緑の概況と課題

 (2) 公園緑地の概況

  3)樹木管理の概況

落葉苦情の対応基準がなく、落葉前の剪定やぶつ切り剪定が常態化している

 (3) 教育施設の概況

学校から剪定依頼等があった樹木について、対処療法的な管理を行っているため、計画的な管理を行うことができていない

校庭などを広く確保するため、敷地境界際に大きく生長する樹木を植栽しており、隣地への越境枝や電線支障への対応(強剪定)が多くなっている

 (4) 市民利用施設の概況

毎年、同様の剪定を繰り返しで行っている樹木も多い

落ち葉や越境枝の苦情を防ぐための強剪定が主体となっている
対処療法的な剪定を繰り返し行っているため、吹き返しやコブの発生などにより樹形が悪化している樹木が多い
植栽基盤が小さいことによる生育不良、枯れや腐朽等により伐採樹木が増えている

 (5) 全体的な概況と課題の整理

地域共存面

【現況】 敷地境界付近の樹木の落ち葉や越境枝による支障や苦情が発生し、落葉前の剪定(伐採)や、強剪定を求められることが増えている

【課題】 対処療法的な強剪定や伐採により、樹木本来の魅力が低下したり、樹勢や樹形の悪化を引き起こしている

 

 

第4章 公園緑地の管理指針

 (1) 管理の目標と基本的な方針

  2)植栽管理の基本的な方針

  • 方針1 街中に広がった公園[緑のストック]を活用して、都市環境を良好に保つよう、健全に育てる

不要な切詰めや強剪定を行わず、樹木本来の自然樹形で大きく育てる

  • 方針4 公園で開花や紅葉など、季節の彩りを楽しめるよう、樹木の魅力を引き出す管理を行う

樹木本来の美しい樹形を楽しめるよう、強剪定等により崩れた樹形を再生する

 

第5章 教育施設の管理指針

 (1) 管理の目標と基本的な方針

  2)植栽管理の基本的な方針

  • 方針1 学校ならではの広い敷地を活かし、学びの環境を良好に保つよう、健全に大きく育てる

不要な切詰めや強剪定を行わず、樹木本来の自然樹形で大きく育てる

 (3) 課題解決に向けたソフトとの連携案

  ①落ち葉清掃の負担、苦情に対する意識の改善

●落ち葉対応に関する負の連鎖解消

葉が色づく(紅葉する)前段階での強剪定、葉のこすり落としの解消、強剪定に伴う樹木のストレスやダメージを解消、健全育成による良好な景観形成、緑陰提供等に繋げる

●落ち葉=迷惑なもの(ごみ)という意識の改善

「紅葉や落ち葉の風情、落葉後の自然樹形の美しさを嗜める人づくり」

→落ち葉を身近で美しいもの、風情あるものとして親しみ、楽しめる感覚を子供のうちから醸成する

→子供を通した大人(保護者)の啓蒙、大人に成長した際の落ち葉との共生意識を醸成する

●落ち葉の効用理解

落ち葉の恵み:肥沃な土壌づくり、生物多様性を支える基盤、腐葉土や堆肥としての活用、自然循環・リサイクル等

落ち葉の機能:表土の乾燥抑制・雨による表土の流出防止機能など

→落ち葉の効用に対する理解を学校での教えを通して促進する

 

第7章 緑管理の共通事項

 (3) 植替え、樹種転換

  植栽環境との不適合や経年変化によって樹勢が衰退したり、強剪定等で樹形の再生が難しいシンボルツリーなどは、同じ樹種、或いは別の樹種に植替えて、植栽機能を復元します。

 (4) 市民生活との共存

  これまでの樹木管理は、落ち葉の発生を抑制するために強剪定(枝を短く切り詰め)を繰り返したり、落葉前の葉をむしり取るなど、樹木の健全育成や四季折々の彩りを楽しむことから離れたものでした。

  健全に大きく生長した樹木は私たちの生命や生活環境を守り、季節感を与えてくれます。

  今後は、震災の被害(火災、建物などの倒壊抑制、避難路の確保)や真夏の強い日差しから生命を守る観点からも樹木の役割がますます重要となり、健全育成、樹冠拡大の取組みが不可欠になります。

  また、「魅力あるまち、選ばれるまち」を目指して「植木の里」川口ならではの美しく、風格ある樹 木景観を目指した管理に取組むこととします。そのためには、市民の皆様の理解と連携が重要となります。

 

私は「強剪定」しかチェックしていないのですが、皆さんも市内の樹木に関して、思う単語があれば、検索して見てみてください。

そして、もし引っかかる点があれば、遠慮なく市へ送ってください。

3月8日(月)までに。

郵送の場合は消印有効、メールは23時59分まで大丈夫です。

ご紹介が遅くなり申し訳ありません。

 

提出方法

提出先

書面の持参

川口市三ツ和1-14-3鳩ヶ谷庁舎3階公園課

郵送

〒332-8601川口市青木2-1-1

川口市建設部公園課

ファクシミリ

048-285-2000

電子メール

120.07000@city.kawaguchi.saitama.jp

住所、氏名、電話番号が未記載の場合は、無効となります。

送った意見は、個人情報を除きすべて公表されます。

 

明日は、川口市議会、一般質問2日目です。頑張ります。