こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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今日は、2つの特別委員会が開催されました。
次世代支援・教育力向上特別委員会について共有します。
議題は、報告事項として下記3つがありました。
- 待機児童の現状及び解消に向けた対策について
- 待機児童の状況について
- 施設数及び認可定員数の推移について
- 待機児童解消対策について
- 教育委員会定例会の開催状況について
- いじめ問題の現状について
- 川口市いじめ問題調査委員会調査状況
- 川口市いじめ問題対策協議会推進事業「いじめ予防ピンクピンバッジの着用」について
- 損害賠償請求事件(第9回口頭弁論)及び保有個人情報不開示決定処分取消等請求事件(第8回口頭弁論)について
1. 待機児童の現状及び解消に向けた対策について
私からは5点、質問しました。
Q1-1. 「令和2年度4月の利用申込児童数及び利用保留児童数(人)(令和2年4月1日時点)」の表について、
このうち兄弟重複によって、待機となっている保護者の数は把握されているか、そのあたりの施策はいかがか。
A1-1. 単体集計となっており兄弟重複の数は把握していないが、利用申し込み時に兄弟同園限定か別園可か確認している。
なお、よく用いられる「待機児童」とは、国の定義に基づき「家庭保育室等を利用」、「求職活動を休止」、「育児休業中」、「特定の保育所等を希望」等の条件付きで申請を行っている、児童数を除いた数で、その数を引くと川口市の待機児童は38人だそうです。
Q1-2. 「第2期川口市子ども・子育て支援事業計画」教育・保育事業/量の見込み」の表について、
うち「量の見込み」について、その算定根拠は何か。
A1-2. 令和2年度の人口推計及び利用状況等。
Q1-3. 同表のうち「提供体制」について、「0~2歳」は各年+90人、「3~5歳」は各年+455人となっているが、その数は具体的にクラス数でいうと何クラスのイメージなのか。また、現在パブリックコメントが行われている保育士の配置特例を加味した算出か。
A1-3. クラス数のイメージはないが、「3~5歳」は主に既存幼稚園が認定こども園に移行することを見込んでの数値で、その際にだいたい1園60~90人で提案している。「0~2歳」は、新規開設園で使用されてない4~5歳児の部屋の活用を見込んだ数値。
Q1-4. 保育士賃金補助事業について、昨年度までの補助内容と変わりはないように見受けられるが、東京都やさいたま市との差について改めて見解をお示しいただきたい。
A1-4. ご認識の通り昨年度と額の変化はなく、東京都やさいたま市との差は国が定める公定価格の差が大きく、引き続き国に対し改善の要望をする。
Q1-5. 補助事業について、実際の使途の確認はできているか。
A1-5. 補助対象事業より賃金台帳等でご報告いただいている。
2. 教育委員会定例会の開催状況について
私からは3点、質問しました。
Q2-1. 第11回教育委員愛定例会(7月2日開催)の内容のうち、「GIGAスクール構想に伴う端末整備について」に絡み、現場の教職員への研修内容や案内の予定をお聞かせ願いたい。
A2-1. 年明け1~3月に全3回の研修を予定しており、各学校から1名を集め、端末の管理運用や、端末を用いた授業事例等を委託業者から講義していただく予定。
Q2-2. 第11回教育委員愛定例会(7月2日開催)の内容のうち、「GIGAスクール構想に伴う端末整備について」に絡み、パソコン入力に一般的なローマ字入力のタイピングが難しそうな小学校低学年等に対して、どのような授業を考えておられるか。
A2-2. 小学校低学年等に対しては、まずは日常授業で用いて端末に慣れるよう展開していく。生活科で身近な動植物等の写真を撮ったり、体育科でダンスを動画で撮ったり、発表ツールとしてミラーリング機能等を用いて他の児童に共有したり等。
Q2-3. 第11回教育委員愛定例会(7月2日開催)の内容のうち、「GIGAスクール構想に伴う端末整備について」に絡み、平時は学校で用い家庭への持ち帰りはしないが、再び休校措置となった場合に家庭でも用いることができるよう、持ち帰りが可能な設定にしておくと聞いている。そうなった場合にやはり家庭のインターネット接続環境が課題となると思うが、休校期間中に実施されたアンケート調査以降、どのような調査・検討状況か。
A2-3. 6月のアンケート調査時点で、市内の約1500人(3.5%)が家庭のインターネット接続環境に課題があると把握しており、国の支援制度(ポケットwi-fi)等を見ながら検討する。
最後に要望として、端末がなくても教職員等への研修は可能ではないか(導入端末のOSがWindows10Proということで、東京都内の先行導入事例等を案内できるのでは)、また、授業への導入研究に際し不登校児や特別支援教育児への展開も考慮に入れて検討してほしい、ぜひ先進事例となってほしい、と伝えました。
3. いじめ問題の現状について
この中で、川口市立領家中学校の取り組みが紹介されました。
→ 埼玉)なくそう、いじめ ピンクシャツデー 川口の中学(朝日新聞、2020/02/27)
生徒主体で始まり、教師や学校内だけでなく、地域の大人も巻き込み、地域全体でこうした活動が展開されたことに意義を感じ、また視覚的にも分かりやすいと好評だったそうです。
なおピンクシャツデーは、カナダ発祥の運動で、
川口市ではこのたび、ピンクシャツのピンバッチを作ったそうです。
児童会、生徒会の役員を皮切りに、いじめゼロサミットに参加した児童生徒、いじめ対応教員などから、このピンバッチを着用してもらい、いじめ予防及び青少年健全育成を呼びかけるそうです。
領家中学校の運動、生徒主体で、地域を巻き込み、すごいなぁ。
これについては、始まりから実際の効果まで、もっと検証して、他の実践につながると良いですね。
明日は特別委員会の残り1つ、都市基盤整備・防災力向上特別委員会委員の傍聴レポートを書きます。
最後に、本日確認された市内陽性患者について。
#川口市 #新型コロナウイルス
— おぎのあずさ 川口市議会議員(あずさ後援会オンライン支部) (@OgnAzs) August 19, 2020
▼新型コロナウイルス感染症患者の発生について(8月19日更新)https://t.co/aIP2atAYA4
261、262例目、民間検査2姪:詳細調査中
早期回復を心より願います。
▼埼玉県川口市新型コロナウイルス感染症対策サイトhttps://t.co/ZGYOfNzhvf pic.twitter.com/PGaEOf7utm
市民の皆様におかれましては、
- 手洗い(30秒以上)
- orアルコール消毒
- 「3つの条件が重なる場」を避ける
- 換気の悪い密閉空間
- 人が密集している
- 近距離での会話や発声がある
を徹底していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。