こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、先週金曜日(2020年6月12日)午前に行われた、「学びの保障」オンラインフォーラム(文部科学省)をご紹介します。

 

市内の一部の学校でも、保護者宛に共有されているそうです。

 → 「学びの保障オンラインフォーラム」開催について(6/10)(pdfが開きます)(川口市立新郷東小学校ホームページより)

 

動画は、こちら。

といっても、1時間半は長い……

テキスト版を探したものの見当たらなかったため、「オープニング」と「萩生田文部科学大臣挨拶」について、文字起こしをしました。

それ以降の文部科学省の説明や、自治体の事例発表は、冒頭の「学びの保障」オンラインフォーラム(文部科学省)に資料がアップされているので、そちらでご覧いただければ幸いです。

 

* * *

 

▼オープニング

皆さん、こんにちは。
本日はご視聴いただき、まことにありがとうございます。

これから、子ども達の学びの保障に向けた、オンラインフォーラムを開始いたします。
私は本日の司会を務めます、大臣報道官の櫻木の申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

今般の新型コロナウイルス感染症により、臨時休業が続いていた学校が、再開に向かい始めています。
この非常事態の中で、子ども達の学びを保障し、社会を生き抜く力を育むために、何をすれば良いのか。
このたび文部科学省では、学びの保障総合対策パッケージを公表いたしました。
本日は、その内容について担当局長からご説明するとともに、尼崎市教育委員会、箕面市教育委員会、京都府教育委員会から、新型コロナウイルス感染症により、臨時休業が続いていた学校が再開に向かおうとしている今、現場で行われている取り組みを、具体的にお話しいただきます。

はじめに、萩生田文部科学大臣より、開会に向けたメッセージがございますので、ご覧ください。

▼萩生田文部科学大臣挨拶

皆さん、こんにちは。
文部科学大臣の萩生田光一です。
本日は「学びの保障」オンラインフォーラムを視聴いただき、誠にありがとうございます。


いま、世界中が新型コロナウイルス感染症の流行という危機に直面しています。これは、我々がこれまで経験したことのない、人類の試練と言えるでしょう。日本も、そして世界も、わずか3ヶ月で街の様子は一変し、人々の生活に今なお大きな影響が出ています。

幸いなことに、文部科学省の調査では、6月1日時点で98%の学校が再開をしています。これはひとえに、保護者や地域の皆さまのご理解・ご協力の下、教育委員会や学校の教職員の皆様、自治体職員の皆様が、学校の消毒や間隔を空けた座席配置、授業や学校行事などの計画変更など、子供たちが安心して学校に通えるよう、準備を進めてくださったおかげであり、心より感謝申し上げます。

一方で、3月も含め約3ヶ月間の間、全国のほぼすべての地域で学校が休校になるという、未曾有の事態が起きた今、学校教育に求められているのは、子供たちの学びを保障するために、いま、すべきことは何か、を徹底的に考え抜き、実行することです

そのためには、前例にとらわれず、できることを総動員し、柔軟な発想で新たな解を探していく必要があります
 

この状況の中、一番不安を感じているのは子供たちです。
この感染症のせいで自分はこれだけしか学べなかったんだなどと、決して言わせてはなりません。
今ここにいる子供たちが、未来を創っていくのです。
その子供たちに対して、大人が思考停止して何も生み出せない姿を見せるのは、あってはならないことです。


文科省では、あらゆる手段で、子供たちを誰一人取り残すことなく、最大限に学びを保障するため、学びの保障総合対策パッケージを公表いたしました。
 

この中には、学校行事も含め、学校教育ならではの学びを大切にしながら、教育活動を行うために、まずは今年度の学習をしっかり充実した上で、必要な場合には、限られた授業日数の中で効果的に指導できるよう、学校では、協働学習など学校にいなければできない学習活動に重点化できることとし、教科書会社の協力も得て、その参考となる具体的な資料を「子供の学び応援サイト」に掲載をしました。
 

また、小6・中3・高3以外の学年は、今年度分を次の学年などでも学ぶことを可能とする特例を設けること、分散登校や補習などに対応するため、退職した先生や地域の方、学生の皆さんなどに協力いただき、8万人規模で学校をサポートする人材を確保するための経費のほか、感染症対策のための消毒液や体温計の購入費用、家庭学習用教材の購入費用などに柔軟に使える経費などを盛り込んでいます

 

ICT活用によるオンライン学習も重要です。第二波、第三波も見据え、今こそ急いで準備を進めるべきときです。そのために文科省でも、すべての小中学生に、端末を揃えるための予算や、ご家庭にWi-Fiが十分整っていない場合に、モバイルルーターを貸し出すための予算を確保しており、家庭でも、学校でも、ICTを使って、学びを続けていける環境を整えてまいります。

また、今回、このコロナ禍の中で、果敢に取り組んでいる自治体の実践をご紹介いただけることになりました。いずれの自治体も、子供たちの学びを守るために、山積みの課題に立ち向かい、知恵を出し、力を尽くしておられます。ぜひ、その内容をご覧いただければと思います。


保護者や地域の皆様でこの動画をご覧いただいている方もいらっしゃると思います。この数ヵ月、お子さんの学びに対する不安はもちろん、学校が休みの間、お家で、仕事と両立をしながらお子さんの勉強を見ることを続けてこられ、ご負担もあったのではないかと感じております。

 

我々文部科学省は、各自治体・学校関係者の方々と一丸となって、子供たちの未来のために、誰一人取り残すことのない「学びの保障」に向けて、全力をあげてまいります。ぜひ、この動画でその中身について知っていただければと思います。

子供たちの「学びの保障」を、しっかり実現していくことをお約束して、私のご挨拶とさせていただきます。

(以下、司会に戻り、文部科学省の発表へ)

 

* * *

文部科学省の報道発表に「本パッケージについて関係する方々に広く知っていただき、一丸となって子供たちの「学びの保障」を実現していくため」このフォーラムを開催したと記載があります。

 

少し長いのですが、資料だけでも目を通しておくと、今、自分の子どもが通っている学校や教育委員会と話す時に、話がしやすいかもしれませんので、時間のある時にご覧いただければ幸いです。


 

私もばっちり見たので、これ前提で引き続き取り組んでいきます。