こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、午前中は川口市総合教育会議を傍聴しました。

来年度の入学式についてどうするかも確認が行われました。

現時点では予定通り行うものの、新入生、新入生の保護者(1名のみ)、教員で縮小開催されることとなりました。参考→ 川口市立学校(園)にお子様を通わせる保護者の皆様へ(川口市)

 

午後は、まず地域振興の勉強をしていました。

市が出している産業施策ガイドブック2019を見つけ読んでみたり、市内の商店街について調べたり電話で聞いたりしていました。

気が付けば15時で、少し休憩して、16時からは議員向けのオンライン勉強会に参加していました。

 

勉強会は、オンラインミーティングサービスZoomを使って卒業式のオンライン配信を数日間で実現させた、木村智浩さんを講師に迎え、それを実現できた経緯や課題等を聞くもの。

詳細は、ご本人が書かれたnoteをご覧ください。→ 【保存版】0円で卒業式のオンライン中継を複数カメラで実現する方法(note)

 

準備したもの

  • スマホやタブレット(撮影用)
  • モバイルWi-Fiルーター(学校にWi-Fiがないor使えない)
  • 校長先生の許可
オンライン配信までの流れ
  1. 事前に会場で設営&テスト(当日、親は入れないため)
  2. 中継用限定URLを保護者に連絡(メールやSMS等で拡散)
  3. Zoomの映像をYouTubeLiveに配信

また、北海道奥尻高等学校の「卒業生や在校生の1人1人の顔が見える」「オンラインで手を振る」素敵な卒業式の事例や、

経済産業省の #学びを止めない未来の教室 というサイトで、Zoomが紹介されていることも初めて知りました。

(文部科学省じゃないんだ……と思ったのは私だけではないはず)

 

成功の秘訣は、

  • 保護者主体(学校主体ではない)
  • 保護者と学校の良好な関係
  • 「失敗するかもしれないし、配信が止まるかもしれない、それでも温かく見守ってね」「ご自身が持つ端末で見れる方には公開しているだけですよ」が許される保護者間の雰囲気
  • オンライン実施のトライアルという形式

だそうです。

 

「隣の学校はできたのになんでうちはやってくれないの」ではなく、卒業式を見たいと望む保護者が自ら立ち上がり、それを他の保護者や学校がバックアップする体制が良いそうです。

実際、木村さんは、ご自身と他1名の2名で準備から配信まで行い、クレームは学校宛も含め一切なかったそうです。

 

YoutubeのURLを限定公開とし、当日のみ配信・録画不可とする(URLと一緒にその旨も案内する)ことで、個人情報保護の問題もクリア(あとは各保護者の責任)。

当日は、家庭や職場や入院先から見る保護者や、遠方から祖父母らが見ることもでき、とても好評だったそうです。

 

さらに、Zoomを使ったオンライン授業や、話は少し飛んで災害時のオンライン議会・委員会や、平常時のオンライン視察にも使えるのではと、話が弾みました。

あ、あと、「今しか、保護者主体でこれ(オンラインのトライアル)ができるチャンスはない!」ともおっしゃっていました。

 

川口市は、中学校の卒業式は終わり、小学校の卒業式は明日ということで、『今日この勉強会に参加して意味あるのかなぁ……』と正直思いつつ、それでもずっと気になっていて、結局参加したのですが、今では参加して良かったと心から思います。

とても勉強になりました、経産省のサイトもじっくり見ます。

 

今日の芝川公園の桜。(安行桜は終わり今度はソメイヨシノ)

もっと引いてとれば良かったな。公園を覆うように咲いています。
 
明日、卒業される小学生の皆さん、思い出に残る1日に!