こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、一日、ずっと家にいました。

とても良い天気で、外に出たかったのですが、家族みんな乗り気でなく、買い物に行くのも気が引けて。

 

なお、家にいると、猫が寄ってきます。

 

さて、昨日の深夜、専門家会議の会見がありましたね。

 

提言の全文は、下記で確認できます。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年3月19日)(厚生労働省)(pdfが開きます)

 

冒頭から「オーバーシュート」という単語が出てきました。

オーバーシュートとは、「患者急増」のことで、これにより医療現場の過負荷(崩壊)が起こり得るとのこと。
 

ドイツ並みで日本(人口10万人)を試算すると、最終的には人口の79.9%が感染、重篤患者は1096人になり、地域が保有する人工呼吸器の数を超えてしまうことが想定されるとのこと。

 

また、下記 3つの地域 に分けることとし、

  1. 感染状況が拡大傾向にある地域
     蔓延しないよう地域独自の対策を適切に検討
  2. 感染状況が収束傾向の地域
     感染拡大のリスクの低い活動から徐々に解除
  3. 感染状況が確認されていない地域
     「3 つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避
最後に、国および地方公共団体への提言として、会見冒頭で「指揮をする専門家が少ない」「帰国者・接触者相談センターの過剰な労務負担」を懸念として再び挙げ、
  1. クラスター対策の抜本的な強化
    1. 地域でクラスター対策を指揮する専門家を支援する人材の確保
    2. 地方公共団体間の強力な広域連携の推進
    3. 地方公共団体間で保持する感染者情報を各地域のリスクアセスメントに活用できるシステムの構築
    4. 保健所が大規模なクラスター対策に専念できる人員と予算の投入
  2. 首長による独自の対応、自発的な取り組みの実施
  3. 「3つの条件が重なる場」をより避けるための周知啓発
  4. 重症者を優先する医療体制の構築
  5. 学校等は 3つの地域 を意識した取り組みを
と提言されていました。
 
そして今日、川口市2例目となる陽性患者が確認されました。
 
 
感染経路が不明だそうで、居住地または勤務先またはその途中または他での感染が考えられます。
 
市民の皆様におかれましては、3連休も「3つの条件が重なる場」
  • 換気の悪い密閉空間
  • 人が密集していた
  • 近距離での会話や発声が行われた
を避けていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。