こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
今日は、午前中、青島けんた氏の選挙応援をして、
午後は、川口乳児院に見学へ行きました。
施設見学の後、院長と事務局の方にご説明をいただき、質疑応答の時間もたっぷりとってくださいました。
プライバシーの問題であったり、センシティブな内容であったりするので、それらは書けませんが……
病院を併設している乳児院は全国的にも珍しく、済生会が運営する乳児院の大きな特徴。(電子カルテも院内に導入)
保育士、看護師、栄養士、心理士、家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員などが在籍しており、家庭支援専門相談員を窓口・中心として、子、親、児童相談所をつなげている。
保育園で行うような季節イベント以外に、お宮参り、お食い初め、一升餅、七五三等も行う。(子ども達が大きくなった時に、他の子と同じように、その姿を残してあげるため)
家庭へ帰ることが最大の目的であり、半数は帰る。
帰れない場合は、児童養護施設への移動か、里親に預けることになり、「次○○ちゃんを担当する人だよ」と子ども達が不安にならないように、何度も面談をする。
家庭へ帰る場合も、慎重に家族の状態を見極める。
また、現状の課題を聞くと、やはり「職員の確保」との答えでした。
24時間365日の体制で保育看護にあたるので、昼働ける人だけでなく、夜働ける人が必要、加えて保育士や看護師など有資格者となると、なかなか集められないそうです。
配置基準の人員だけでは運営が回らないため、その1.5倍は確保したく、ただ国からの措置費だけでは給与も高額にはできず、都内への人材流出もあるとか。
最後に、やりがいを聞かれ、「子どもの成長を見られること」「年一回行う茶話会に来てくれたり、入園時や入学時に晴れ姿を見せてくれたりすること」とおっしゃっていました。
小さくて可愛い子ども達が、定員の30人、いるそうです。
児童相談所と連携しながら子ども達とそのご家族と向き合い、日夜お仕事されていること、本当に感謝いたします。
ピチピチの学生さん達と一緒に見学しました、若かった……