こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

今日は、7/24(水)まで開催されている、川口市平和展へ。

川口駅東口を出て右手、キュポ・ラ本館棟の5階にある図書館と、

 

同じく7階のメディアセブンが会場です。

 

先に7階のメディアセブンから伺いました。

映像上映のタイミングを外してしまったのですが、展示横のフリースペースにて、いつでも見れる映像が流れていました。

開戦から敗戦、そして戦後復興の様子までが10分程度でまとめられており、見入ってしまいました。

 

その後、5階に降りて、戦時中の様子や、川口市内での被害、そして広島での原爆被害の様子を見て、何度も半泣きに……

だからかは分かりませんが、受付でパンフレットとともにウェットティッシュも配布されていました。(受付のスタッフさんがわざわざ持ってきてくださいました、ありがとうございます。)

 

※ちなみに5階のパネルは撮影禁止のため画像はありません。

 

学童・学徒の集団疎開の説明では、女の子が夜中に母親の作ってくれたお手玉の豆をしゃぶっていたとか、毎晩のように下級生の部屋から泣き声が聞こえて、先生や上級生がなだめたとか……

 

戦争で夫を亡くした戦没者妻の説明では、母親を少しでも楽にすべく、年長の男の子が新聞配達をしたり、年長の女の子が家事育児(弟妹)をしたり、家族で支え合う様子があったり……

 

戦災孤児の説明では、親戚の家や収容所での生活から逃げ出し都会で路上生活を始めた子達が、冬の寒さや栄養失調で多く亡くなったとか……(『火垂るの墓』を思い出しました。)

 

また、平成27年3月に見つかった、芝小学校の学校日誌の抜粋を読むことができます。(川口市郷土史会の皆様が編集し、資料提供してくださっています、ありがとうございます。)

 

そして最後に、広島の少女、佐々木禎子や、他の子ども達の原爆被害を目の当たりにして、なんでこんな悲しいことが起こるのだろうと、親として、人間として悲しくなりました。


戦争が本当に嫌になります。

 

夏休み中のお子さんを連れていらっしゃった保護者や、おじいさん、おばあさん、皆さん、じっくり見ていかれました。

明後日までと、期間は短いですが、ぜひご覧になってください。