こんにちは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

今日は、晴れて良い天気でしたね!
このまま梅雨は明けるでしょうか。
梅雨の次は、暑い夏ですね……!

さて、ずっと書きたかったこと。
そして4年後の選挙までに変えたいこと。
それが、「立候補者の住所公開」です。

川口市(および埼玉県、県下全自治体)では、選挙に立候補した者は、立候補者情報として住所が公開されます。

インターネット上で。

そもそも政治活動を始める時、まず政治団体を設立し、届け出なければなりません
その政治団体の住所も、インターネット上で公開されます。
自宅の住所を政治団体として届け出られる方も多いのですが、私は自宅の住所をインターネット上で公開したくないのもあり、事務所を別に借りました。
『これで自宅の住所が晒されることはない』とホッとしていたのです。

が、そうではないことに気付いたのは、埼玉県議会議員選挙の時。
埼玉県議会議員選挙に立候補された方々の住所が、立候補者情報としてインターネット上で見ることができました。

『もしかして……』

急いで、川口市選挙管理委員会に電話しました。
※以下、簡略化しておりますが、実際にはもっと丁寧で優しいご対応をいただきました。親身になって相談にのってくださった川口市選挙管理委員会の皆様に深く感謝します。

「川口市議会議員選挙に立候補すると、住所が公開されますか」
「はい」
「これは何の住所ですか」
「住民票の住所です」
「住所部分だけ伏せることはできますか」
「できません」
「事務所の住所にすることはできますか」
「できません、法律で定められているので」
「どの法律のどの部分ですか」
「えっと……お調べして折り返しご連絡します」

その日のうちに、お電話をいただき、

「確かに法律では住所の公開を定めておりませんが、逐条解説というものの中に……」
「都内では非公開の自治体も複数ありますが」
「東京都は女性候補者が昔から多く、その辺が配慮されているのかもしれません……」
「川口市は無理ですか」
「埼玉県の選挙管理委員会にも確認したのですが、埼玉県下で非公開にしている自治体がなく、無理と」
「そうですか」

埼玉県にも確認してくれたんだとありがたく思ったり、川口市議会議員選挙立候補予定者説明会も終わった後だったので、もうこれ以上、無理は言えないかなと住所を非公開にしてもらうことは諦め、

「住民票を事務所に移したら、自宅の住所が公開されることは避けられますか」

と聞き、

「避けられますが……居住実態が……」
(川口市に住んでるけど……)

と、結局、全部諦め。
選挙期間中と、その後もしばらく、住民票の住所をインターネット上に公開していました。
その立候補者情報は、選挙後に(ファイルごと)削除されるとのことで、その日が来るのをずっと待っていました。

自宅の住所が、インターネット上に公開されるの嫌だな。
自宅には、私だけでなく、子ども達もいるし。
女性はもちろん嫌だろうし、男性だって嫌な人いるでしょ……
(実際、男性で実害があって怯えている方がいました。)
4年後には、非公開にできるようにしなきゃ!!

と思っていたら、全く同じ状況を取り上げたニュースがあったんですね。
分かる〜! めっちゃ分かる!! 分かる!!!

実際、特に女性は嫌だと思うんですね。
ストーカー被害等が怖くてためらうと思います。
そこって、我慢してインターネット上に公開される必要があるんでしょうか。

立候補の壁を、ちょっとでも取り除いていけたらなと思います。