こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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川口市で麻しん患者が発生しました。

詳細は、川口市ホームページの重要なお知らせをご覧ください。麻しん(はしか)患者の発生について(第2報)(pdfが開きます)

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今日は、令和元年6月定例会 一般質問 5日目。

議事録はコチラ(「検索」が便利)、動画はコチラ

※ブログを書いた時点ではまだUPされていません。

 

今日の中で、私が気になったところをご紹介します。

なお、接頭数字は発言通告書(pdfが開きます)と対応しています。

 

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12-2-(1) 統合型GISの内容拡充について

 

市側の答弁は、

平成14年に導入し、市HPでも公開している。

今後、内容の一層の充実を図る。

とのことでした。

 

ちなみに統合型GISとは、「統合型地理情報システム」で、GISは「Geographic Information System」の略だそうです。

統合型地理情報システム(GIS)(総務省)(pdfが開きます)

 

電子地図の上に、当該自治体の様々な情報を載せられるサービスで、川口市でもかわぐち案内マップとして公開されています。

上記リンク先を見ると、様々な地図へのリンクが、ありますね……

ちなみに、国土交通省の地方公共団体向け地理空間情報に関するWebガイドブックにも、川口市が事例として掲載されています

 

12-2-(2) 建設部門関係でのGIS活用について

 

部門内のそれぞれの課で別契約となっている点も指摘し、部門で共有して活用できないか、と質問。

 

市側の答弁は、

ご指摘の通り、それぞれの課で導入していったため、連携しづらくなっている。関係課と研究する。

とのことでした。

 

12-2-(3) 道路台帳の整備について

 

岩井議員の指摘によると、昭和50年の地図をベースに、継ぎ足し継ぎ足しで使っているのだとか! 最新にできないかという質問。

 

市側の答弁は、

研究を進めてきたが、実現に至っていない。

今後も早期の実現に向け取り組む。

とのことでした。

 

その後、岩井議員が、「災害時のインフラ確認にも活用できる」とおっしゃっていて(災害時にどのポイントに上下水道やガス管等があるかの確認)、そうか、そんな使い方もある! と思いました。

 

12-3-(1) 自動運転の推進について

 

市側の答弁は、

自動運転は、人手不足や路線不足を解消する効果的な施策で、本市でもいち早く自動運転を実現したい。

国の近未来技術等社会実装事業に応募し、選定された(pdfが開きます)、早期実現に向け取り組む。

とのことでした。

 

12-3-(2) 交通事故防止対策としての「安全運転サポート車」の周知について

 

市側の答弁は、

大変効果的と認識している。警察や交通団体と連携しながら取り組む。

とのことでした。

 

安全運転サポート車とは、被害軽減(自動)ブレーキを搭載した車のことで、経済産業省もサポカー・サポカーSのWEBサイトとして、特設サイトを作っています。

 

最近では、高齢者専用の新たな運転免許制度の創設も検討されており、安全運転サポート車がますます普及する流れです。

私自身も、できればマイカーは安全運転サポート車にしたい……

 

12-5 健康器具を活用した運動教室について

 

公園に設置された健康遊具の活用について質問。

 

市側の答弁は、

運動教室について直接の支援を行ってはいないが、介護予防ギフトボックス事業を行っている。

とのことでした。

 

少し話がそれますが、この件について市のHPを見ていたら、介護予防事業(健康ポイント対象事業)を見つけました。

マイナンバーカードを取得し、対象事業に参加すると、ポイントが貯まるそうで……全然知りませんでした。

当該事業がどれくらい利用されているのか気になるところ。

 

12-6 障害者の相談・手続きについて

 

市内各所にある、障害者相談支援センターの活用について質問。

 

市側の答弁は、

障害者相談支援センターでは、相談と、一部手続きの代行をし、支援に努めている。

とのことでした。

 

その後、岩井議員は、手続き業務代行の拡充を要望しました。

 

12-7-(1) 保育料の無償化に伴う給食費の実費徴収について

 

低所得者向けの配慮はあるか質問。

 

市側の答弁は、

副食費の実費を徴収することで、保護者の負担増加が懸念されることから、国で年収360万円以下は免除とする方針が出されている。

本市としても保護者に丁寧な説明を行っていく。

とのことでした。

 

上記説明は、内閣府の幼児教育・保育の無償化に関する 自治体向けFAQの中に「低所得者世帯への配慮」として載っていました。

 

私も、市民の方から副食費のことをご相談いただき、初めて副食費というものがあり、それが実費徴収される予定と知りました。

その日のうちに、担当課へ聞き、

現在、3~5歳は主食費+副食費、 0~2歳は副食費がかかっており、従来の保育料には、副食費だけが含まれている。(主食費は既に各園で徴収中)

副食費の金額については計算している段階。

と、回答を得ていました。

説明不足は不安や混乱を招く恐れが高まるので、市ならびに園には、分かっていることから順次、周知・説明してほしいですね。

 

12-7-(2) 保護者の負担軽減について

 

食事エプロンや、布団等の貸し出しサービスが園によって違うこと、そのサービスを統一できないかとの質問。

 

市側の答弁は、

民営の保育所では独自のサービスを行っているところもある。包括的に検討する。

とのことでした。

 

うーん、これは……我が家も2園を利用させてもらって、サービスの違いがあるのは認識していますが、それを統一するのは難しいんじゃないかな……各園の努力によって(特に民営は)サービスの差別化にもつながっているわけで、それを全てでやろうとすると、保育士の業務負担の増加や、新規参入の阻害にもなりそうです。

 

さらに、食事エプロンの貸し出しは、衛生上も、健康管理上も、厳しいのでは。

うちの子はアレルギーがあったので、万が一、洗濯不足によりアレルギーが出たらと思うと、持ち帰って自分で確実に洗いたいです。

という話は、岩井議員にしました、これ私の強みだ。

 

13-2-(2) 大型スーパーに期日前投票所を設置することについて

 

市側の答弁は、

執行経費や、人員の手配、また突然の借用ができるか等の多くの課題があり、現状は困難。

とのことでした。

再質問にて、「商業施設側は前向きだ」との質問(?)に対し、

行政により機会を設けて聞き取りを行う。

とのことでした。

 

インターネットで「大型スーパー 投票所」と検索すると、他都市の事例が確認できます。

確かにスーパー側にとっても、「買い物ついでに投票」の逆で「投票ついでに買い物」してくれるかもしれず、メリットありそう。

 

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質問と答弁の一字一句は議事録を確認していただければと。

(私の聞き取りやメモが間違っているかもしれないので。)

 

明日は、久々の「議案等調査及び精読日」、つまり休会です。

明後日からは、委員会が開かれます!

委員会で、議案等について話し合うそうです、頑張ります。