こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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川口市で麻しん患者が発生しました。

詳細は、川口市ホームページの重要なお知らせをご覧ください。麻しん(はしか)患者の発生について(第2報)(pdfが開きます)

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※ 6月11日から平日5日間、川口市議会一般質問が行われます。

※ 今回質問する議員13名の発言予定はコチラ(pdfが開きます)

※ ぜひ、傍聴 or ネット中継 で、議会の様子をご覧ください☆

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議員として、初めて参加している、議会の一般質問!

いつか自分が質問する立場(今のところ12月予定)ということで、一市民として眺めていた前までと違い、一市民かつ一議員として真剣に質問&答弁を聞いています。

 

そうしていると、前まで気にならなかったことが、新たに気になってくるんですね。

この新人という立場でしか味わえない、議会・一般質問の気になったこと&分かったことを、ここにメモします!

 

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一般質問


市民の代表である市議が、市長および市の各担当長(市側)に、議会の中で質問する機会。年4回(3月、6月、9月、12月)ある。

市政に関することなら、今回の議案に関係あることもないことも、何でも質問できる。

 

川口市の場合は、一会期13人が質問できる。

川口市議は42人いるので、全市議が毎回質問できるわけではなく、まず会派毎に枠をふり、各会派の中で質問者を決める。

(今回は自民6、公明3、共産2、新風1、無所属1)

 

質問方法


川口市の場合は、質問者1人ごとに45分の持ち時間があり、これに答弁時間は含まれない。

質問方法は、一問一答方式か、一括質問方式か選べる。

質問者が質問している時のみ時間をカウントする。

 

一問一答方式は、例えば5問の質問があるとして、1問目質問→1問目答弁→2問目質問→2問目答弁、という流れになる。

一括質問方式は、例えば5問の質問があるとして、1問目~5問目質問→順不同で答弁、という流れになる。

 

一問一答方式は、質問と答弁が1問ずつとなり、対話に近く、やりとりが分かりやすいが、3問目の質問の後に1問目の再質問をすることができない。

逆に一括質問方式は、全ての質問の後に全ての答弁となるため、やりとりが分かりにくいが、全答弁を踏まえた上で再質問をすることができる。また、質問時間の調整をしやすい(時間が読める)。

 

再質問


質問者が答弁に対し、その答弁を踏まえた上で質問をすること。

再質問は、答弁前の質問の内容から大きく逸れてはいけない。

 

発言通告


議会の一般質問は限られた時間であるため、その時間を有効に活用できるよう、あらかじめ質問内容を市側に伝えておくこと。

令和元年6月定例会の発言通告はこんな感じ。(pdfが開きます)

議会の一般質問でのやりとりは、事前にほぼほぼ決まっており、まるで台本を読んでいるかのような綺麗なやりとりになる。(アドリブもほぼなし)

 

答弁


質問者からの質問に対し、市側(市長・各担当長)が答えること。

「ご答弁申し上げます」から始まり、数字的回答や説明回答のほか、「検討します」「調査します」「研究します」等で終わる。

この終わりの文言がほとんど型になっていて、以下のニュアンス。

(→の説明は私の感じ方であり、全答弁がそうとは限りません。)

 検討します

  →かなり前向き(実現の可能性が高いまたは必ず実現する)

 調査します

  →実現の可能性を探ってみる

 研究します

  →現状困難、直近での実現可能性が限りなく0%

変型として、「調査研究します」や、「検討して参る所存です」(「検討します」よりだいぶ弱い、「調査します」寄り)もある。

なので、どの文言で答弁が終わるかが結構重要。

 

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今度、傍聴される時や、議事録を読まれる時に、上記を意識していただくと、また違った楽しみ方ができるかもしれません。

 

明日は、議会の一般質問【理想編】を書きたいと思います。

 

最後に先週の市役所一階、Mini Galleryの様子を。

この展示、既に終わっちゃってますが、見てて元気になりました。