こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

今日から梅雨入りだそうですね。

午前中は事務所にいて、2名の来客。

雨の中、来てくださりありがとうございます。

午後はザーザー降りの中、教習所で実技の講習。

先生に「当たりですね」と言われました、ええ……怖かったです。

 

さて昨今、義務化やパタハラ等で話題になっている、パパ育休

実は夫も、育児休業(育児休暇ではなく)を取得しました。

1人目の時は里帰り後・産後1ヶ月後からの2ヶ月。

2人目の時は有給休暇2週間+産後の3ヶ月。

 

取ってくれて本当に良かったです。

 

そもそも、なぜ育休を取ることにしたか……は、うる覚えですが、

 

「取る?」

「取ろうかな」

 

というノリだった気がします。

ちなみに私の前勤務先では、誰かしら育休中の男性がいる状態、夫の勤務先では、夫が2人目のパパ育休者でした。

夫婦して、パパ育休に違和感がなかったこともあります。

 

でも、私は覚えていますよ……夫に、1人目の育休前に、

 

「週2でバイクに乗って、週3で英会話に行きたい」

 

と言われた時のことを。

 

(えええええええええええええええええええマジかよ!怒

  そんな余裕があるなら私も英会話に行きたいわ!怒)

 

ということで、実際、私も英会話に通い始めました。

 

産後1ヶ月はまだ母乳がじゃんじゃか出ていて、3時間もすると胸がカチカチに痛くなってくるんですけど、授乳して自転車こいで英会話に60分行って自転車こいで帰宅して授乳して、でなんとか。

で、これが結構、私の気分転換になりまして。

また、この時間が夫のワンオペ育児になったんです。

 

実は1人目の時、里帰りから戻った私は、かなりガルガルしていたそうで……2人目の時に「前と全然違うね」と夫に言われて知りました。(夫はガルガルの私にビクビクしていたそうです。苦笑)

産後1、2ヶ月はほとんど眠れず(長くて1時間)、加えて意識が「育児育児育児赤ちゃん第一自分は後回し!」になっていました。

 

それで余計に、しんどくて、辛かったんだと思います。

 

夫が「自分のこともしたい」というスタイルで、それを聞いた「赤ちゃん第一自分は後回し!」の私は『はぁああああ!?』と思ったんですけど、子どもから離れ、家から外に出たことで、上手に気分転換もしなきゃいけないなとだんだんと気付いてきました。

また夫も、ワンオペ育児時間ができることで、ますます赤ちゃんの世話に責任を持って関われたんじゃないかなと思います。(推察)

 

夫が育休を取っていなかったら、息が詰まる生活を続けていたかもしれないし、2人目の時の完璧なサポート(私は授乳するだけ、それ以外の家事育児は全部夫)はなかったなと思います。

さらに、私が選挙に挑戦し、今、公務や政治活動ができるのも、夫も主体となって家事育児を担い、子ども達もパパを信頼しているからで、そういう土壌がパパ育休でできたのかなと思います。

 

『旦那さん、もともと子ども好きなんでしょ』と思われるかもしれませんが、いえいえ、我が夫婦は共に、自分の子どもが産まれるまでは子どもが苦手でしたから。苦笑

また、「旦那さんが専業主夫だね!」と言われたことがありますが、いえいえ、夫は今も同じ会社で仕事をしておりますし、私も家事育児してるんですよー! いうなれば、兼業主夫と兼業主婦。

 

家事や育児の楽しさやしんどさを共有できるので、任せ過ぎていたら申し訳ないと思うし、してくれた分はありがたいと思えるし、パパ育休を取っていなかったら、私が全部背負い潰れていたかも。

 

パパ育休、取ってくれて本当に良かったです。


(今年の春、大泉工場にて。)

 

ちなみにお金の話をすると……育児休業中は無給(勤務先からは支給なし)でした。

(ほとんどの企業がそうだと思います、だって働いてないですもんね。)

その代わりに支給されるのが、雇用保険を財源にした育児休業給付金。

休業前賃金の2/3が支給されます。(最初の6ヶ月、以降は休業前賃金の1/2)
また、育児休業中の社会保険は免除になりますので、実質8割はカバーできます。

男性の場合は育休の分割取得や、男女問わず半育休という働き方・休み方もできます。