こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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私のホームページや、配布しているリーフレットにも記載しています、市内産婦人科の問題について、先日、直接、産婦人科の先生のお話を聴く機会を得ました。
今、市内に分娩を扱う施設は、大きな病院で3つ、個人経営の産院で3つあり、他に分娩を扱わない施設があるそうです。
個人経営の産院、私が息子(3歳)を産んだ時は5つありました。
その時から2つ減っています。
1つは閉院、1つは分娩を扱わない施設になりました。
すごく単純に考えると、数年後には市内に個人経営の産院がなくなってしまいます……
また、大きな病院は、川口市外からの母子も受け入れます。
川口市内で救急で受け入れようとして、空きがないと、埼玉県内の他の大きな病院に搬送されることもあるそうです。
娘やお孫さんが、川口市で産めない可能性があります。
川口市生まれの子どもがいなくなる可能性があります。
産婦人科の先生に「どういう施策があれば、産婦人科が維持できる、または新設されるでしょうか」と尋ねると、「お金より休みたい」とのことで、「どこの産婦人科医も使命感でなんとかやっているけれど、いつ倒れるか分からない状況だと思う」とのことでした。
産婦人科医が減っている原因は、ニュース等で報道されていますが、日本医師会でも答申が出されてます。(リンク先答申P21より)
埼玉県は、これに加え、東京に働きに出て、埼玉に帰ってくる産科医が多いとのことです。
分娩を扱う産婦人科は、基本的に24時間営業であり、診察時間外に電話をしても相談に乗ってくれたり、妊娠してから出産するまでの10ヶ月のマネジメントおよびその後の相談も応じてくれたり。
大きな病院の産婦人科や、小児科と連携して、最悪死に至る出産を、妊婦を不安にさせないよう、見てくださっています。
私は川口市で産みましたが、娘の出産時はどうするのか……
「出産は川口で」「産んでよかった川口市」と言えるよう、現状を好転させなければと、お話を聴いて強く思いました。
他に、妊婦加算や、外国語話者の通訳についても、お話しました。
妊婦加算については、私も気になっていて、過去に何度かニュースを見てコメントしています。(「妊婦加算」で検索)
外国語話者の通訳は、新たな解決すべき課題だなと思ったので、これらについても考えて行ければと思います。