【子連れ歌舞伎】門出二人桃太郎
歌舞伎が好きな子どもに
「これは見せてあげたいな」と思っていた
二月猿若祭。
夜の部に
勘九郎さんの二人の息子さんが
襲名口上…ということで、
せっかくの好きなこと、
同世代の役者を幼い頃から
見つづけるということは
一生の楽しみにも励みにも
なるのではないかと思い、参じました。
舞台では、長三郎さんが口上の最中にウトウトする一幕も。
後ろから支えて小声で起こしている七之助さん、
勘太郎さんの後ろに控えている勘九郎さんの
お気持ちはいかばかりか…!と
こちらまで肩に力が入り…。
自分の親目線に苦笑するとともに、
いっぱいいっぱいで必死の親時間も、
引いてみれば、
こうして周りにたくさんの温かな眼差しをいただき、
支えていただいているのだろうなぁと
温かな気持ちになりました。
小さな、けれども堂々たる桃太郎たちと
小さな役者の誕生を見守る
先輩の温かな眼差し、
本当に温かな舞台でしたよ。
お伝えできるように、
春らしく
柔らかい色の柔らかもので。
(きつけもぐずぐずなうえ、
脱ぐ前の着崩れ状態ですみません。)