子連れ歌舞伎 あらしのよるに | 荻原和歌オフィシャルブログ Powered by Ameba

子連れ歌舞伎 あらしのよるに

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幸いこどもが興味をもってくれていることもあり、
子連れ歌舞伎、楽しんでます。

お席でお弁当や飲み物おやつを食べてもいい!というのも子どもにとってはお楽しみ材料。
ちょっといい服を着て、
きれいな着物の人たちがたくさんいて
みな晴れやかな顔をしている…
劇場の祝祭感もたまらないのでしょう。
高さ調整の座布団を席に持ってきてくださったりと
歌舞伎座のほうもとても親切にしてくださいます。

「こどもにわかるの?」
思いますでしょう。
でも、親の私自身分かってはいないと思う。
分からないまま楽しめるのが歌舞伎なのかなぁと。

今月12月の歌舞伎座は三部制。
ふだんの昼の部夜の部制に比べて、
時間も短め、チケットも(ほんの)少し安い。
第一部は歌舞伎史上はじめての絵本原作歌舞伎「あらしのよるに」がかかっています。
古典歌舞伎の要素をたくさん取り入れながら、
現代劇のような演出趣向もあり、
子どもや初心者むけの演目と言えましょう。
(実際、かなり笑わせてくれるようになっていました)

せっかくの機会なので
原作の読み聞かせ、
映画やテレビのDVDを事前に見せておくなどして
当日に備えました。
開演前には
周りのお席の方にあらかじめ
ご挨拶したり
トイレのタイミングや
声のボリュームなどお約束をしておきます。

こどもの様子は
「オオカミが、こわい…」とくらい客席でつぶやきながら、
最後は
「『あらしのよるに』って言えばいいんだよ!」
と舞台に引き込まれている様子でした。


子連れで不安という方にオススメの席は
二階の東西のバルコニー席でしょうか。
万が一の際はすぐロビーに退出できるし
パーソナルスペースが確保されているので
多少のばたつき
(及び子どもの足が前の座席に当たる問題)
もクリアできます。



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たまに聞かれるのですが、着付けに関してはいわゆる教室では習ったことありません。

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髪も自分で適当にまとめてます。
我ながら上手くなったと思います。
ヘアアイロンで毛先にカールをつけておくのがコツ。