絵本のチカラと「動物ものがたり」 | 荻原和歌オフィシャルブログ Powered by Ameba

絵本のチカラと「動物ものがたり」

山梨県立美術館の特別展
「動物ものがたり」を見てきました。

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絵本の原画展ということで、
ムスメも喜ぶだろうと思ったのですが
ムスメを置いて1人で来たかった…というくらい素晴らしい内容でした。

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(ここは、撮影OKゾーン)

堀内誠一さんの「ぐるんぱのようちえん」(堀内さんは全盛期のマガジンハウスのデザイナーとしても有名ですね)の原画、
スズキコージさんの緻密なコラージュと立体アート、
ホフマンの「クリスマス物語」の美しい原画、
ハンスフィッシャー「こねこのぴっち」、藪内正幸「どうぶつのおやこ」「しっぽのはたらき」(教科書で読んだ記憶があります)、
「子うさぎましろ」「きつねにょうぼう」etc.

印刷、製本されたものよりも遥かに深み凄みのある絵、
下書きや、レイアウトを組んだもの
(昔は原画を切ってレイアウトしていたために、原画にカッターの刃がかかっているものも。恐ろしい…)
といった、製作過程のわかる資料も多く、
大人も子どもも楽しめる内容でした。

かつて一冊一冊の絵本とともにあった自分なりの世界がたちのぼり、
絵本を与えてくれた大人の愛情や作り手の本気を感じて、
危うく涙をこぼすところでした。

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記念撮影用のぐるんぱ前。

原画の展示の高さが全て大人向けに設定されていたため、ずーっと抱っこが厳しかった…腰がっ!

立体作品などに手を触れぬよう
「常時子どもと手をつなぐこと」も要求されるのですが、
カートみたいなものがあるとありがたかった、かな。
バギーを持ち込めばよかったです。