酒田納豆

納豆、というともちろん水戸が有名なのですが
実は山形（庄内）の納豆ってかなり美味しいのです。
これは上京してから「ひょっとして今までの当たり前のレベルは高かった？」ときづいたこと。
香りの高さと豆のコク、甘みが抜きん出ているのです。

これは大豆の生産量が多いことと
精進料理ベースの家庭料理が多いことが関係しているのではないかと思います。
（豆腐にも独特の文化がある）

特に有名なのが
酒田市の黒森地区の納豆。
銘柄でいうなら「黒森納豆」と「酒田納豆」が
恋しくなるのですが（酒田納豆は厳密には黒森地区ではないかも）
都内ではたまーにしか見かけないのです。

しかし、たまたまよった
麹町のスーパーで酒田納豆を発見！
おお、加藤敬太郎商店よ。

100円で売っていましたが
国産大豆のみ使用で
このコストパフォーマンスの高さは
すごいと思います。


十二月はじめには
この納豆とからとり（ずいき）で納豆汁をこさえるのが
風物詩なのですが…

もうもうと湯気の立つような寒い日にすすりたい郷土の味です。