緊張した…

「和塾」のお手伝いで

遠州流宗家にお邪魔してきました。

雑誌『和楽』とのコラボの、

きれい寂びを楽しむお茶会イベントです。

初心者の方でも分け隔てなく楽しめる茶会でしたので

私のような粗忽者でも下働きならばなんとか…(ほんとかいな)



女性の見栄が交錯するきらびやかな世界というのが

とても苦手なのですが（そしてお茶など女性が集う場所ではそういう空気が生まれがち）

お茶は好き。

静か…のなかですーっと研ぎすまされていくような感覚があります。


また、お家元のお人柄がとてもステキでした。

緊張感を与えず（場に居合わせた皆さんも気軽に質問できるほど）、

ふわーっと座の雰囲気をいいほうに導いてくださる。

お茶も「水ぼたん」というおかしもおいしくいただきました。



床の間には「不伝」の掛け軸がかかっておりました。

私の理解の範囲で言うと、

「分かったことや、教えていただいたことでも

自分の生活の中で再発見して、深く分かっていくことを大事にしなさい」

というようなこと。



分かったつもりにならないで、

耳を澄ませて心を開いて

よく生きる。

そうありたいです。



７／１１まで、目黒美術館では

遠州流の展覧会をやっているとのこと。

重要文化財や国宝がざくざくしている模様です。

週末はお茶席も設けられるとか。

行かなくちゃ！