日曜美術館

日曜の朝は「日曜美術館」が定番。
うとうとしながら、だったり
お茶を入れながら、だったり
熱心な視聴者とはいえないのですが
楽しみに見ています。

今週は、ピカソとその愛人たちの話。
愛人の中で唯一ご存命（ほかの愛人たちは自殺したり精神を病んだりした）のジローさんのインタビューもあり見応え抜群でした。

この番組、内容もさることながら
司会者やコメンテーターの後ろに飾られているお花が毎回すごいんです。
おそらく取り上げるアーティストのイメージでいけこみされていると思うのですが…
今回のお花はやはりピカソー！という感じなんですね。
ストレリチアを主体とした作品と、グズマニアを主体とした作品。
残酷なまでに強い命の力のほとばしり、というような印象を受けました。
どんな方が生けていらっしゃるのでしょう。気になるなぁ。

生け花ってすばらしいですよね。
植物を生かすスキル（水揚げなど）と
彫刻のように空間を構成する技。
さらに季節感やストーリー性を持たせることもできて、
生き物が素材なので、インスタレーションとも言える。
それらを「たしなみ」と言ってのける日本の文化ってすごいわぁ…と思うのです。