軽快超望遠ズーム「フジフイルムXF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」レビュー | □■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

□■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

東京荻窪にあるカメラ専門店、カメラのさくらやです。
カメラ/レンズの実写レビューや撮影会の様子をレポート!
記事を読んで気になった方は、ぜひお店に遊びにいらしてください。大歓迎致します。
■電話:03-3391-5675
■営業時間:AM10:00-PM8:00 (年中無休)

いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。 

 

 

今回は2021年3月18日発売に発売され、あっという間に現在品薄となってしまったフジフイルムXFレンズ「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」のレビューです。

緊急事態宣言前にレンズをお借りしていた時の写真がようやくまとまりましたので、ゆるりとご紹介させていただきます。

[使用機材:フジフイルム X-S10、XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR]

 

 

先に書いておきますと、このXF70-300mmの使った印象は・・・

超望遠ズームなのに重くない 比較的リーズナブル なにより良く写る

ですニコ

 

 

望遠ズームレンズが欲しいけど・・・
「XF100-400mmだと高価で手が出ないし、そこまで本気レンズじゃなくても良い」
「XF50-140mmmやXF55-200mmだと、望遠域がちょっと物足りない」
という方は、「待ってました!」という気持ちですよね。(私もそのひとりです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズの重さは約 580g。

500mlペットボトルよりちょっとあるくらいですね。

重さは既存の超望遠ズームレンズ「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」と全く同じだったりしますが、
XF70-300mは焦点距離が300mmまで伸びてくれながら、外径がひと回り大きくなっただけで済んでいます。

 

 

 

軽いので、上を見上げての撮影も苦になりません。

これがXF100-400mmだったら、早々に手がプルプル震えていることでしょう・・・

 

 

地表近くで頑張るネモフィラをローアングルで撮影。

 

 

 

2日目は、密を避けて公園へ。

 

 

 

 

ネモフィラを見に行くので、合わせてネモフィラ飴を用意してみました。

こんなシーンでも迷いなくシュッとピントが合ってくれるから嬉しい!

AFスピードも申し分ないです。

 

 

さて、このレンズは70-300mm、35mm判換算でいうと 107-457mm相当のズームレンズです。

ズーム域を見てみると、

 

こちらが70mm側。

 

300mm側。

 

70mm側。

 

300mm側。

 

このレンズの最短撮影距離は 83cm。

諧調も柔らかく、良く写ります。

ポピーの花はプリーツスカートみたいで、透け感が綺麗ですねガーベラ

 

 

「XF1.4× TC WR」「XF2× TC WR」のテレコンバーターが使えるというのも大きなポイント。

2倍のテレコンバーターを使うと、35mm判換算で 最大914mmに!

こちらもまたの機会に合わせて使ってみたいです。

 

 

 

流石に隣りに座る子どもにはピントが合わないので、休憩中は少し引いたところでレンズを構えます。

そうすると、すかさず子どもに「ねえ~こっちに来て~」と呼び戻される 笑

 

 

 

落ちていた花を、子どもに気づかれないように肩ポケットに差し込んでみました。

そしてその花は気づかれることなく、遊んでいるうちにいつの間にか無くなっていましたとさ。

 

 

X-S10の機能 「カラークローム ブルー」で、ネモフィラの青に深みを出しつつ、フイルムシミュレーション「クラシッククローム」で好きな色味に。

 

 

 

実はこのネモフィラ畑を撮影中、突然のつむじ風が!!

咄嗟にカメラを上着の中に隠しましたが、マスクの中が砂と枯れ葉だらけになりました・・・

当レンズは防塵·防滴仕様なので、こういったとっさの場面にも強いです。

(撮影者はボロボロ)(一緒に使っていたX-S10は防塵·防滴ではありません)

 

つむじ風にもめげず、レンズの5.5段手ブレ補正に助けれれながら働き蜂を撮影。

可愛いですねハチ

XF70-300mmは結構寄れます。

 

みんな大好き、タンポポの綿毛。

 

ちなみにXF70-300mmは手ブレ補正効果は 5.5段を備えているので、XF55-200mm・XF100-400mmよりも強力です。

 

 

 

しかし、このレンズはやっぱり軽い!

一日撮り歩いて、夕方にまだ持ち上げて構える気力が残っていることに自分で驚いています。

重たいレンズだと、あっという間に撮る体力が無くなってしまう軟弱な腕だから、尚の事。

軽量レンズ様様です照れ

 

 

「でも、野鳥を撮るにはやっぱり100-400mmが良いよなぁ・・・」と思った1枚。

 

 

そうそう忘れてました、価格の比較です↓
参考までに。
こんな良いレンズなのにこの価格設定でいいんですか?って心境になります。

 [メーカー希望小売価格(税別)] ※当店での販売価格はもっとお買い得です。
 ・XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR   218,000円
 ・XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS    93,000円
 ・XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR  110,000円
 ・XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR   281,000円

 

 

 

 

以上、いかがでしたでしょうか。


初めての超望遠レンズとしても、普段使いの超望遠レンズとしても、かなり活躍してくれそうです。
超望遠撮影を身近にしてくれる高画質&軽快なズームレンズXF70-300mm、オススメです。

 

 

 

《 当店商品ページはこちら 》

[2021年3月18日発売]

⇒ フジフイルム XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

 

 

先が見えず、なにかと息苦しい日が続きますね。

コロナが一日でも早く終息することを願っております。