いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。
今日は話題の世界最小・最軽量の「ポケッタブル・フルフレーム」シグマ fpを使ってみました!
小さなポーチにシグマ fp + C45mmF2.8DG DNをコロンと忍ばせ撮影散歩へ。
まずはfpの豊かな個性をご紹介!
■世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス一眼
いつでも気兼ねなく持ち運べる小さなボディ(112.6 × 69.9× 45.3 mm・370g)と
フルサイズの圧倒的な画質(有効2,460万画素)が融合。
コロンとした小ささながら、アルミニウムダイカストボディに凝縮された心地良い重みを感じます。
■シンプルで直感的な操作性
ワンタッチで直感的に切り替えられるスチル撮影と動画撮影モード。
トーンコントロール・カラーモードのそれぞれのメニューに素早く移行できる「TONE」ボタン、「COLOR」ボタン。
シンプルさと本格的な機能が融合し、撮影者のクリエイティビティを刺激します。
■マウントはLマウント(パナソニックS1シリーズ等と同様のマウント)
ショートフランジバック、大口径、高耐久性を特徴とする、ミラーレス機に最適化されたマウント。
SIGMAのレンズだけでなくライカ、パナソニックの各種Lマウントレンズを使用可能です。
■シャッターは電子シャッターのみ
作動時の衝撃、音に配慮したフルタイム電子シャッター。
周囲の雰囲気を壊すことなく集中した撮影が行えます。
■本格的な映像制作にも対応
ハリウッド映画などで人気の高いカラーグレーディング手法に着想を得た「ティールアンドオレンジ」をカラーモードに初搭載。
オレンジ系の色味とシアン系のブルーを際立たせ、印象的な演出が行えます。
SIGMA独自現像ソフトのFill Light機能をカメラ本体に搭載しているため、
露出補正ではコントロールしづらい部分的な露出調整が可能です。
さらにトーンコントロールによるトーンカーブの任意設定や、カラーモードで色の微調整も行えます。
充実した調整機能と操作部により、カメラ内の操作だけで画像・映像の作りこみが楽しめます。
今回はおぎさくスタッフ3人が思い思いの撮影を楽しみました。
【撮影:スタッフ足立】
フラットでシンプルな外観が個性的なfpですが、特に気に入ったのはカラーモードボタンです。
好みのイメージを素早く直感的に選べるので、とても楽しく撮影ができました。
昭和30年代に建てられたビル。意匠を凝らしたモダンな作りに目を見張ります。
歴史が染み込んだ壁や窓を見ながら、当時の暮らしに思いを巡らせました。
窓には植物が良く似合います。植物と相性の良い窓を見つけるとつい、カメラを向けてしまいます。
横断歩道を俯瞰で撮影。動画と静止画の切り替えスイッチが目立つ位置に配置されているので、
簡単に切り替えが可能です。静止画の後は動画も撮影しました。
左右のコントラストが際立っていました。
街並みの変貌は思いのほか早く、数年もすればまた違う景色になります。
カラーモード「シネマ」は黄味がかった懐かしさを感じる色合いです
ガラス越しの夜空は特徴のある渋い色調になりました。
高架下の赤ちょうちん。「ティールアンドオレンジ」で撮影しました。
提灯の緋色と映りこんだ光が鮮やかで、どことなく妖しげ、非現実的な雰囲気になりました。
フルサイズセンサーを搭載していることを忘れてしまうほどコンパクトなボディとレンズで、
気軽にシャッターを切っていました。
【撮影:スタッフ元吉】
水をたっぷり含んだ葉にいつ付けたかわからない擦れが。人にもありますよね、そんな擦り傷。
ちょっと人間に寄せて、カラーモードを温かみのあるFOVクラシックイエローに振りました。
夜に移り変わる空を、絶妙な色で写し出してくれました。
満月!ではありませんでしたが、秋の綺麗な月明かりでした。
眠る建物。独特の新しいボタン配置になったfpの四角いボディを手にすると、
使い慣れたカメラとは違った視点で写真が撮れるような気がしてきます。なんとなく。
【撮影:スタッフオル】
近所のお肉屋さんです。
以前はおもちゃがたくさん飾られており小さなお孫さんが走り回っていましたが、
今ではすっかり成長したようでお店の雰囲気も変わりました。
シネマカラーモード使用。
昔は活気があったであろう大きな廃工場の窓ガラス。
誰もいないひっそりと静かに映る木々に魅入ってしまいました。
モノクロームカラーモードにて撮影。
野良ちゃんでしょうか。ずっとニャーニャー何かを言いたげ。
私もニャーニャー返事をしながら撮影しました。
ネコのモフモフ感がでて気に入ってます。
シネマカラーモードにて撮影。
近所の公園で大人たちが草野球をしていました。
まるで少年のようにボールを追いかける姿はとてもステキでした。
シネマカラーモードにて撮影。
東京駅での映りこみスナップです。
人の流れが速く、配置を選びたかったので連写撮影。(連続撮影は高速で約18コマ/秒)
お気に入りの一枚を選びました。
シネマカラーモードにて撮影。
【撮影後記】
このシグマfp、超シンプルなカメラです。
それ故、撮影者の用途に応じたカスタマイズに柔軟性があります。
徹底して削ぎ落とし、本当に必要な機能だけに意識を集中したカメラ。
決して便利でおせっかいなカメラではありません。
「こうするにはどうしたらいいのか?」と、撮影者の思考をビリビリ刺激します。
そのため、撮影者のセンスや主体性が結果に出やすいカメラともいえそうです。
使うほどにじわじわと撮影の楽しみがこみ上げるカメラでした。
★今回使用した機材はこちら!!★
・シグマ fp + C 45mm F/2.8 DG DNキット
最後までご覧いただきありがとうございます。