いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。
今回は中古コーナーより【オールドレンズセット】のご紹介です。
「オールドレンズ」
ここ数年でトレンドから定番化したワードです。
ざっくりいうと、現代のミラーレス一眼で古いレンズの描写を楽しもう!というマニアックな世界です。
流行りの背景にはミラーレス一眼の短いフランジバックや、フィルム衰退によるマニュアルレンズの中古相場低下…
などなど時代の流れが複合的に合わさり生まれた甘美な世界です。
しかし!!
フランジバックって何?
35mm版換算って何?
???
そう、ある程度の写真知識がないと入門し辛い側面もあります。
そこで当店では、買ってすぐに楽しめるオールドレンズセットを展開しております。
適切なミラーレスボディとマウントアダプター、そして面白そうなオールドレンズの三点セット!
その1.
ソニー α7II + キヤノン50/1.4Lマウント オールドレンズセット【中古】
こちらは、キヤノンのふる~いふる~いレンズです。
おそらく今から60年くらい前のレンズです。
当然当時はデジカメのデの字も無い時代。
そして半世紀を経て再び活躍。
なんだかロマンチックですよね~
その2.
ソニー α7II + Nikkor-O AUTO35/2オールドレンズセット【中古】
こちらはおおよそ50年くらい前のレンズです。
まだニコンが日本光学だった時代のもの。
当時の日本は高度経済成長のまっただ中。
工業製品も次々と進化していきました。
もしかしたらカメラはその代表格に入るかもしれません。
このレンズは当時、どんな景色を見つめてきたのでしょうか。
なかなか感慨深いものがあります。
歴史と時代背景に想い馳せるのも、オールドレンズの楽しみの一つですね。
その3.
ソニー α7II + Nikkor S AUTO55/1.2オールドレンズセット 【中古】
こちらも50年くらい前のレンズ。
ニコンFマウント初のF1.2レンズです。
やはり当時の設計の限界だったのか、絞り開放時では描写にクセが目立ちます。
ボケの形は歪だったり、輪郭はホワホワ、画面の角は周辺減光によるトンネル効果…
しかし、オールドレンズはココが面白いところ。
レンズのクセを生かした表現により、「味」へと昇華します。
人間には不完全な機械をを愛しむ性があるようです。
どこか無機質で冷徹に感じる機械に、どこか人間らしい危うさや移ろいを見出すからでしょうか。
こちらのレンズの詳細情報はニコンWEBサイトの「ニッコール千夜一夜物語」にて紹介されています。
「大口径レンズF1.2への挑戦 Nikkor-S Auto 55mm F1.2」
ご興味ある方は是非ご参照ください。
今回紹介したボディは全てソニーα7II(ILCE-7M2)
今オールドレンズを楽しむにはうってつけのボディです。
・フルサイズなので35mmフイルムを使用していた当時と同じ画角で撮れる。
・ボディ内に手振れ補正があるので、オールドレンズでも手ブレ補正使用可能。
・進化系α7III(ILCE-7M3)と比べオールドレンズ主体ではコストパフォーマンス良好。
(α7IIIの方がAF性能の面で優れていますがMFオールドレンズを使う場合はメリット無)
・とにかくアダプターの種類が豊富。色々なオールドレンズが楽しめます。
今回紹介したセットの他にもございます→オールドレンズセット
使い方についても、ご来店いただければ親切丁寧におぎさくスタッフがご案内いたします。
オールドレンズに興味がある方は是非遊びに来てください。
※展示販売は2号店(TEL:03-3391-1230)で行っております。
最後までご覧いただきありがとうございます。