動き物の撮影に強くなったキヤノンEOS7DMarkⅡ。
リニューアルしたEF100-400mmF4.5-5.6LISⅡ。
この組み合わせでどの様に撮れるか?
飛行機撮影がメインである本店スタッフ歌川が、エアショーにて撮影してきました。
今回行ってきたのは、3/20、21の日程でマレーシア、ランカウイ国際空港にて開催された
「LIMA 2015」エアショーです。
海外のエアショーでは日本では撮れない機体が色々飛ぶので楽しいですが、その分
撮影に失敗した時の落胆は大きいものになります・・・
まずは、戦闘機系から
地元マレーシア空軍のスホーイSU-30MKM
フランス空軍のダッソー・ラファールB
共に高性能な戦闘機で激しいデモフライトを実施しましたが、AFは追っかけてくれました。
先代のEOS7Dより多く、範囲が広くなったAFセンサ-の威力が発揮しました。
次は、エアショーの花形アクロバットチーム。
今回、中国空軍のアクロバットチーム「八一飛行表演隊」が参加しました。
撮影出来る機会の少ないチームですので、しっかり抑えたいものです。
まずは、転がりから
機首のアップ(ちなみに後席のパイロットは女性です。)と
機体全体。
観客エリアの前でエンジンスタート。するとすぐに観客が集まってきて身動きが取れない
状態に・・・1本で機首アップと機体全体が撮れる100-400mmの撮影範囲は非常に便利です。
また、アップのカットでは機体の外板のリベットがキチンと表現されていますので、
解像感も良いと思います。
次にフライト編です。
6機の編隊飛行や単機でパスなど隊形を変えて、切れ間なくフライトします。
この様な場合でもレンズ交換せずに1本で済ませられるのは便利です。
エアショー終了後は外周に出て旅客機も撮ってみました。
背景の山を入れるべく引いて撮ったり
機首アップを撮ったりしてみました。
35ミリ版換算で600ミリ相当、シャッタースピード1/200でしたが、ISのおかげで
うまく流せました。
このように、EOS7DMarkⅡとEF100-400LISⅡの組み合わせは大活躍、その仕上がりは
自分的には大満足出来るものでした。
また、余談ですが今回の旅行では今流行りのLCC(格安航空会社)を利用しました。
持ち込み荷物の重量制限が厳しいので、持っていくレンズの本数を減らせるのも
かなりの利点でした。
これから、日本でもエアショー、航空祭のシーズンが始まります。
飛行機撮影に向いているこの組み合わせ、皆様いかがでしょうか?
カメラのさくらや.com
キヤノンEOS7DMarkⅡは こちら
キヤノンEF100-400mmF4.5-5.6 L IS Ⅱは こちら